『稲田的アルバム全曲解説の巻』

遂に出ました。2001.6/6 Dope HEADz 1st ALBUM『PRIMITIVE IMPULSE』。みなさん聴 きまくってやがりますか?。この1stアルバムリリースを記念して全曲解説&制作秘 話をどこよりも稲田的にやっちまイマス。
さて、私の手元にあるDope HEADz第一段デモテープの日付けを見ると2000年2月となってます。って事はアルバム制作期間は約1年3ヶ月(2001年4月中旬にレコーディン グ終了してマス。)ですな。長げぇですな。時間かけまくってやがりますな、まった く。裏話もいっぱいありそうですな。
では、その時間かけたアルバムの解説を1曲目から時間かけて解説してきますので、 アルバムを聴きながら読んでみて下さいな。、、、の前にアルバムタイトルの説明を ひとつ。。。

『PRIMITIVE IMPULSE』

俺の記憶によりますとDope HEADzが結成されたのは2000年2月頃だったと思いまする。
hide BESTの制作を終えて「あー暇だなぁ。」って俺と「さて次、何やろうかな?。」って考えてたPATAと「バンドやりたいんやけどギタリストが見つからへん!。」と言っていたHEATH。『タイミングばっちしじゃん!3人集りゃ何かできんだろ。とりあえ ず音だしてみっか!?。』ってな感じで何のコンセプトもなしに「ユルぅ〜〜く」始 まったのがこのDope HEADz。10年くらい前から一緒に音を出してて、お互い何ができるのかを理解しあっていた俺らだし、3人でのレコーディングはDope HEADz結成のキッカケにもなった『hide TRIBUTE SPIRITS』への参加で経験済だったので、あえて机上 の打ち合わせでコンセプトたててくよりも実際に曲を作り音を出していった方がテットリ早いんではねぇかっつう結論に達したのですよ。
ところがどっこい!(死語)、そっからレコーディング始めるまでが長かった。ボーカル決まるまでに半年以上かかってるし。。。とりあえず地下活動期間ってことで作 詞作曲活動し続けましたね、俺。当時はラジオのパーソナリティーとか「おしゃべり中心の活動」しかやってなかったから、とにかく音楽やりたかったんだろ〜な。
で、2000年10月にムチムチリアル野獣ボーカリスト『JO:YA』の加入が決まり、さっそくレコーディングに入ったのだが、コンセプトなし打ち合わせなしでそれぞれ勝手 に作詞作曲し続けてきたわりには、俺、HEATH、そしてJO:YAの歌詞の中に「自分達が本能的に何かを求めている」という共通点があることに気がついたのでした。そんな 意味合いをタイトルにも持たせたいと思いつつ、つけられたのが『PRIMITIVE IMPULSE』。直訳すれば「原始的な衝撃」「根元にある衝動」といったとこだろう。
が、俺ら3人がコンセプトなしに始めたバンドにJO:YAを入れてやりたいようにやったらこんなアルバムできちゃったってのが『PRIMITIVE IMPULSE』だとすれば、『俺 らが求めていたのは、目的を意識せずただ音楽を演りたいと思って行動しようとする気持ちであり、行動したいと思う心の動きだった。』と訳すのが適切かもしれんなぁ。


DOPE DOOM music HEATH/arrange I.N.A.

こないだのツアー『Dope ADDICTION』のオープニングSEにも使われていたインスト 曲DEATH。インストってのは歌なしで曲だけのやつね。これはHEATHがDope HEADz以前 から書きためていた曲で、彼の家に遊びに行った時に聞かせてもらい「いいじゃんこ れ。RAP-ROCK風にしようよ。」とか言って曲のデータ(HEATHも俺と同じコンピュー タで曲を作ってるのさ。)を貰ってきたっきり、ほったらかしにしてたのだが、数カ 月後のある日突然「RAPやめ!。アルバムのオープニングにする!。」とか勝手に思いたって勝手に改造してしまったのでした。
一言で言えば「インパクト勝負の曲」なのだが、細かいトコにけっこう凝ってます。曲頭に聞こえてくる「ギター的謎の音」はPATAが友達から借りてきたバイオリン用の弓(価格不明)でレスポールを弾きまくったという謎の音だ(やっぱ謎かい)。続く、「DOPE ○○○」「DOPE ●●●」etc...などという謎の歌詞(セリフ)は歌詞カード に載せられねぇほどヤベェぜ!ヤバすぎだぜ!風味だ。うっとおしい梅雨の季節、辞書片手に調べてくのもオツなもんさ。シンセ音には3D音源(飛び出す音源)を使ってたりするんで、耳くそ掃除してから左右のスピーカーの真ん中に座って爆音で聴くことをお勧めしたいね。そして、この曲一番の聴きどころはやっぱ「リアル野獣BASS」。 BASSレコーディング直後、これを聞かされた俺はチビりそうになりつつ『ひーちゃん!これヤバすぎ!(イイ意味で)。』を連発したそうな。マジでカッコエエDEATH。
DRUMサウンドに関しては普通のドラムセット+タムセット+打ち込みの3パートを重ね、重厚なのだがシンプルに聴こえるようにアレンジしてみました。曲後半ではもしも約12人のギタリストがいっしょに音を出したら?的発想で空いてる録音トラック全部にギターを入れて音の壁を作りつつ、ラストに向かって盛り上がりまくるような エセ・サブリミナル効果も狙ってみました。そんでもって盛り上がりまくったラスト はI.N.A.ボイスで〆。『Dope HEADz!!。』


virtu@l fuckers words I.N.A./music I.N.A./arrange I.N.A.

「fuck」日本語では何と訳せば良いのでしょうか?。日本人が英語圏で見知らぬ 人にいきなり「fuck you!!」などと言って中指立てた日にゃ、間違いなくパンチが飛んでくるだろうね。まぁ、それだけでなくいろんな意味(エロ関係とか)に使われてるのだが、子供の頃に「そんな言葉使っちゃだめですよ!。」と親に教育されてるであろうことは確実な言葉DEATH(俺が知ってる不良外国人は日常的に「fuck」を連発して るけど、、、)。
で、タイトルを訳すと「仮想fuckする奴ら」。@マークがWEBの世界の話であることを提示してマス。その昔、俺がhide with Spread Beaverとして活動してた頃、"雲の上のお方"がやり残した事を彼のファンに届けなきゃ!&彼と交わした約束は果 たす!ってな気持ちでCD作ったりライヴやったりCD作ったり(詳しくは過去のI.N.A.日記参照)とやってきたわけだが、彼のファンの中にはそれがオモシロクねぇって人がいたみたいで「偽善者め!。死人を使って金儲けしやがって!。」ってな事になりWEB上で散々痛めつけられマシタDEATH。しまいにゃ、いろんなお話でっちあげられ、意味ない処に煙り立てられ、ただわめき散らされやがったから、マジで凹んだ時期もあったモンだ。そんな経験からこんな歌ができてしまいましたとさ。巷の"virtual fuckers"のみなさん『立てた中指、自分に突っ込んでる事に気づきましょうね。』という歌なのです。
さて、この曲のデモテープの日付けは2000.2/15になってマス。Dopeの曲、作り始めから数えて3曲目だったみたいですな。『virtu@l fuckers』ではリズム隊における新旧パターンのミクスチャーに挑戦してみたかったので生ドラムと打ち込み&ループ の整合感、そしてエディティングにナマラ時間かけてみました。曲後半ギターソロ後 の「変態コーナー」(俺はそう呼んでいる。)では「こんなの俺、どうやって作ったんだろう?。」って自分で思ってしまうくらい複雑な職人芸が披露されてるのだ(超自己満足)。
ボーカル録りのエピソードとしては、低音でのうねり(グルーヴ感)を出す為に歌唱指導としてJO:YAにバイク音のマネをやらせてみたっつうのがあります。「・ぉぉ おお〜〜〜ん!!」「・ぉん・ぉん・ぉおおお〜〜ん!!」ってやつです。『お前 (じょや)のはアクセル開けるタイミングが遅ぇんだよ。「・ぉおおおん!・ぉおお ん!」じゃなくて「・ぉん!・ぉおおおん!」なんだよ。瞬発力が大切なんだよ。わかる?。』などと言いながら。JO:YAは???状態だったみたいだが、バイク音のマネ練習の前と後では歌のグルーヴ感がまったく違うものになりカッコよくなりましたとさ(ホンマかいな?)。


TRUE LIES words HEATH/music I.N.A.& HEATH/arrange I.N.A.&HEATH

HEATHが書きためていた曲を2人で改造してたら、まったく別の曲になってしまった曲。原曲はオルタナっぽい曲調だったのだがリズムやテンポ感が『GLOW』にかぶっていたため方向性を変えることにしたのだ。HEATHが持ってきた曲っつうこともあり、世間 一般シロート的には「縁の下の力持ち的存在」と思われがち&聴こえがちなベースという楽器がフィーチャーされるようなアレンジにしてみました。
、、、で、まず、リズムを作っていく上で考えたのが80年代のクロスオーバー、フュージョンなどと言われたジャンルの黒人ノリ16ビートと90年代以降のガチガチにエディットされまくったグルーヴ感の無いロックビートの融合。具体的には絶妙にエディットされた生ドラムにサンプリングループを何種類も重ねていく方法論なのだが、グルーヴ感を変化させるために、音楽的には成り立たないようなループのハメ込み方をしたりもしたね。例えば単体で聴くとリズムが裏返っていて曲として成り立たないようなループでも、いろんな相乗効果で、リズム隊というひとつのものとして聴くと成立するのですよ。とにかく時間かけたね、リズム隊には。I.N.A.的企業秘密炸裂ですな。でもって、更にひと昔前のテクノ風味なシンセとDJスクラッチを入れてリズム隊完成。そこへHEATH作のギターリフが絡み、サビへ展開していくのでした。そんな楽器隊メ インな作り方をしたため、歌メロディーができる前にいわゆるカラオケが完成してしまった。『じゃあメロのせてみよっか。』とか言いつつ、私ってばメロディーの決まってないカラオケをバックに歌うこと数分〜数時間、自分が持ってないコード感の中で歌って作曲すると独りっきり作業じゃ出てこないような新たなメロディーが生まれてくるんDEATHね。これぞバンドマジック!。1+1=∞を実感しました。ちなみに、この段階で『♪〜TRUE LIES』と歌っておりまして、それがそのまま本チャンのタイトル になりました。
さて、デモテープの完成から約7ヶ月後、JO:YAのボーカル録りも全て終わり残すはラップのパートのレコーディングのみ。このラップ、本職のラッパーさんにお願いし ようと思ってたので友人関係あたってみたり、六本木や二子玉川界隈で人探ししてみたものの、HIP HOP系のラッパーって自分の歌詞じゃないとヤラねぇって人が多くて、締めきりは迫ってくるし「ど〜しましょう、誰がヤルんじゃ?」状態になってきた。『ためしにJO:YAにやらせてみっか。』っつうことになり、スタジオからじょやの携帯に『今すぐスタジオに来なさい。』と連絡をとった。もちろん、ラップのレコーディングするからとは告げずにね。
一時間ほどして、何も知らずにやってきたJO:YA君。『ラップ録るよ!。』の一言に 『ぅえぇぇ???ラップですか???。』とか言って驚きつつもレコーディングブー スに入りさっそく練習を始めた。すると、、、意外にもなんかイケてる風味。しかもすんげぇ早口。。。でも、口調が何かに似てるんだよなぁ。。。俺がなにげに『このラップ、何かに似てるんだよなぁ。八百屋さんの「いらっしゃい!いらっしゃい!」 じゃねぇしなぁ。。。』と洩らすと『何でしょうかねぇ?。。。あっ!俺、昔、パチンコ屋でバイトしてたんですよ。毎日、早口で「360番台、360番台、フィーバ ー!!!」とかって客の煽りやってたから。。。それですよ!!!(笑)。』『よし! 。今日から君の芸名はMCムチムチ・カレールーだ!。』
DopeKIDzみなさん、日本の文化が生んだエセラップを御堪能くださいマシ。


00's -naughties- words JO:YA & I.N.A./music I.N.A./arrange I.N.A.&PATA

音楽のカテゴリーでよく使われている80's(80年代=エイティーズ)、90's(90年代= ナインティーズ)などという言葉。ではそれに続く00's(00年代=???)は何と呼べば良いのでしょうか?。2000年の始め頃そんなことが無性に気になりインターネッ トで検索していると「ダブルオーズ」や「ノウティーズ」という言葉が浮上してまいりました。さっそく電子辞書で「naught」の意味を調べてみると「ゼロ、無」となっておりました。なるほど、納得。それじゃってんで、俺が音楽を作る側になった現 代=00年代に俺が生まれた時代の60年代っぽいバカ・ゴーゴー曲でも作ってみたらどうなるのかなぁ?と思い、とりあえず「00's A GO GO(どっかで聞いたことあり)」なんつうタイトルを考えて作曲してみた。
作曲アレンジ作業では、まずリズム隊を60年代風味+90年代後半に出てきたBIG BEAT風味をミックスして構築し、シンセサイザー全盛期だった80年代風味の音色でキーボー ドパートを作り、90年代に流行ったサンプリングによるオーケストラヒットやギター風味なシーケンス音なども入れてみた。「あれ?70年代抜けてんじゃん。まぁいっか70年代風味のギター入れれば。」、、、と思ったかどうかは覚えてねぇのだが、とりあえず一連の作業が終わりデモテープ完成。
この曲、Dope HEADzやりましょうって事になる前から作りだしてた曲だったので、Dope HEADzで演ることに決めてから本格的レコーディングが始まるまでの約8ヶ月間、愛妻MACの中でホコリかぶってました。その約8ヶ月の間、激しい曲ができてくるたびに俺の中では『「00's A GO GO」。。。なんだか女々しいな。。。こりゃ、ボツだ な。。。』という気持ちが固まってきつつあったのだが、俺とHEATHがLAに出張中、 PATAがギターアレンジをしていて、男らしく生まれ変わってるじゃありま専科。結果アンビリーバボーな奇跡の生還を果たしたのでした。
さて、歌詞を書く段階になりタイトルを『00's -naughties-』に変更しました。当初HEATHに作詞を依頼していたのだが、俺が『この曲のテーマは00年代。70~80~90年代といろんな時代を生きてきた俺ら。そして今、00年代。呼び名も決まってねぇ時代だからこそ自分達で時代を作っていこうぜぃ!、、、みたいな歌詞にしてくれ。云々。 。。』と事細かに注文を出しすぎた為か『俺(HEATH)は職業作詞家やないっちゅうねん!。そんな注文どおりに書けっか!。』とキレてしまったらしい(嘘)。実際 はHEATHくん、音楽誌のインタビューで後日こんな風に言ってました。『歌詞ってその時の自分の気持ちがどこにあるのかで変わるんですよ。中略、、、お題とか出されると書けないし。。。』
じゃあどうしようか?、やっぱボーカリストが書いた方が説得力あんだろ!というこ とになり結局JO:YAに任せてみました。、、、で、JO:YAの歌詞が70%くらい完成した段階で読ませてもらい『よし!閃いたぜ。俺にまとめさせてオクレ!!。』とか言っ て共同作詞になりましたとさ。簡単に説明すっと→俺らが生きてきた時代ごとのfreedomを「80年代=バブルに踊らされた偽りの自由」「90年代=ベルリンの壁の崩壊」などに例えて唄いつつ、これからの「名もなき時代=00年代」をどう生きるか?。 などと投げかけてみました。


WING words HEATH/music PATA/arrange PATA with HULK

PATAの曲はJO:YA加入が決まった2000年10月以降に作られております。PATA的にはボーカルが決まるまで曲のイメージが定まらなかったらしいのだ。この曲は俺とHEATHがドラム&ベースレコーディングをやりにLAに行っている間、日本で密かに作られてた曲で、帰国日に成田空港からスタジオに直行してデモを聞かせてもらったのが最初DEATH。始めて聴いた時の感想は「おぅ、さすがギタリスト!。PATAちゃんらしいネ。これでアルバムの幅が広がるぜぃ。」的な感じでした。
楽器隊のレコーディングは12月に都内の某スタジオで行われたのだが、俺、そん時、別 のスタジオでじょやと『GLOW』の歌録りをしていたので現場には立ち会えなかったのだ。ドラム、ベース、ギターパートのレコーディングが終わり『いなちゃん、あと何か入れて。(by PATA)』といわれ、まず、すべての演奏データをMyコンピュータに入れ込んだ。すでに完成系に近かったこの曲に俺テイストを加えるにあたって「生のグルーヴ感をそこなっちゃイケねぇな。」ってな意識があったので、あえて曲全体には稲田的エディティングはせずにDJスクラッチなどを入れてみた。
この時点でのベースはわりとハードロックよりでギターフレーズのユニゾンっぽかったのだが、HEATHに新しいアイデアが浮かんだらしく後日録りなおす事になった。微妙にドラムのアクセントからズラしたフレーズやスラップベース(チョッパー)の導入によりグルーブ感の強化をはかったのでした。
歌詞&タイトル共にHEATH作で彼曰く『曲を始めて聴いた時、WINGという言葉が浮かんだ。そして曲のもつ二面 性(静と動、善と悪、妖精と野獣、、、等)を歌詞で表現してみまいた。』だそうです。詳しい説明は某ラジオ番組の公開生放送で語ってくれましたが、俺ってば外のお客さんにちょっかい出して遊んでたので聞いてませんでし た(反省)。
でもって、歌メロは最終的に歌録りをしながら変更&決定していく方法をとったそう です。(実際は歌録りの現場を見てないからうまく説明できません。俺は別 スタジオで別の作業をしてたモンでね。)ちなみにarrangeクレジットにあるHULK(ハルク)って人はPATAのアシスタントです。ちなみにちなみにコーラス隊で参加してるKinki HEADzとはHEATH&JO:YAのことです。近畿地方出身だからです。


evening rose words HEATH/music I.N.A./arrange I.N.A.

聞いてると何故か切なくなってくるこの曲はロマンチスト気取りの俺が、花言葉の本にあったevening rose(昼間は人目につかず、夕方にひっそりと花開き、まるで月の従者のように翌朝まで咲き続け、朝日を受けてしおれていく花)からインスパイアさ れて作った曲である。
メロディー優先でキーボードの和音構成を凝りつつシンセ使いまくりだぁ。いちおう日本シンセサイザープログラマー協会の会員なんでね。
でもって、曲に浮遊感をもたせたかったので、20年くらい前に行われていたアナログシンセ時代のレコーディング方法を最新のデジタル技術でシュミレートして独特な世界観をかもし出してみました。曲構成もイントロ〜Aメロ〜Bメロ〜サビときて再びAメロに戻らずエンディングにいってしまうトコがミソ(死語)なのだ。
作詞はHEATH担当で、内容的にはノーコメントだそうです。俺はこの曲のバックコーラスを寂しくも真夜中に独りっきりで録っていたのだが、涙で歌詞が読めなくなるこ と数回。歌詞の深さをおもい知った。歌詞の意味は聴く人、それぞれの受け止め方で良いと思う。、、、この華はevening rose、花言葉は"自由な心"。


Foolish Bandit music PATA/arrange PATA with HULK

この曲に関して私、何も言うコトございません。何故ならば、俺、最終ミックス作業しか参加してないんだもん。っつうのも稲田的風味を入れる余地がなかったんだもん。だからこの曲はこれでイイの。
PATA曰く『ライブの時、みんなでソロとか回して遊べる曲が欲しかった。』そうです。実際のライブでは、凄腕ドラマー"西田竜一" vs なんちゃってパーカッショ ン"I.N.A."の掛け合いソロが曲中で繰り広げられたのだが、私、とても遊ぶ余裕なんてありゃしませんでした。


PARANOIA PIG -I.N.A.uthentic version-
 words I.N.A./music I.N.A./arrange I.N.A.

人生36年もやってるといろんな事があるモンだね。TVや映画の世界だけの話と思っていたような事が実際に起こった場合、人はどんな行動にでるのでしょうか?。
『自殺するしかない・・・』と言われりゃアカの他人でも何とか救ってあげなきゃと思うのが人情ってモンでしょ。そんなやさしさが売り(嘘)の俺様、「孤独」が売りの妄・想・●に、まんまとハメられ、つきまとわられて去年の今頃は精神的超苦痛の毎日だった。精神的自由までも奪われ、気がつきゃ、ゾンビ状態(激ヤセ)。仲間は心配しまくりで、俺が音楽できる精神状態ではなくなってしまったのでDope HEADzも活動一時休止に追い込まれちまった。。。。
地獄もどきの日々が続く中、あまりに信じがたい、そいつの話に、「こりゃモシかし て、、、騙されてるんじゃねぇの??。」と思い始めた俺、このままじゃ、ヤベェぜ! ヤバすぎだぜ!ってんで海外逃亡はかって一時避難。帰国後もホテル暮らしの逃亡者生活だ。逃亡中に秘密調査部隊つくって調べあげたら、やっぱ、そいつは超大嘘つきのPARANOIA PIGだった。俺を拘束するために嘘をつきまくリングだったのだぁ。
『FUCK!!!、、、俺ってば約10ヶ月間も騙され続けてたの!?。許せねぇぇええ!!! 。』こんな時、あなたならどうしますか?。、、、俺は怒りにまかせて作詞作曲しましたぜ。人情なんて関係ねぇ!!!ってな。これ実話ナリけり。
さて、実在するPARANOIA PIGさんから解放され、そろそろ社会復帰せなアカンなぁと思っていたある日、某N●K BS放送のJAZZ番組を観ていたら変拍子の曲が演奏されていて『おおカックイ〜〜、俺もやってみよう。』と思ったのが作曲のキッカケである。 ギターキッズが完コピすれば分かると思うのだが、ひとつの同じリフパターンをギター 、ベース、シンセ各々が奏でていて、シーンによってその組み合わせを変えていくアレンジになっているのだ。
この『PARANOIA PIG』、hideバンド時代に「歌を歌わぬカナリア」と呼ばれていた私I.N.A.がエセ・ボーカリストぶりを発揮して歌っておりますので『I.N.A.uthentic version=本物でないバージョン』というサブタイトルで言葉遊びしてみました。同じ くコーラス隊の『Turtle HEADz』も言葉遊びです。意味は直訳そのまんまなので、清純な女子は辞書で調べたとしても口にしない方がモアベターよ(古)。


GLOW words I.N.A./music I.N.A./arrange I.N.A.

『特にシングル用に作ったわけじゃないんですよね。』、、、と、いろんな雑誌のイ ンタビューで20回くらい説明してるとおりアルバムの中の1曲というスタンスで作られた曲。2000.3/12にデモが完成していたのだが、当時のデモではサビメロが少々違ってました。最終的にサビメロが今の形になったのは歌詞を書き始めた11月頃だった と記憶しています。
『virtu@l fuckers』『PARANOIA PIG』といった過激風味な歌詞を書いた後だったので作詞的にはすげぇ煮詰まりましたね。ちょうどPATAがギター録りしてる期間だったのですが、毎日スタジオにちょこっと顔だしてからスグ帰宅して、なんだか作詞家の先生状態でした。
詞をわかりやすく説明すっと「物事がうまくいかない事を人や世の中の所為にして本 当の自分の気持ちから逃げてばかりいねぇで、ヤリてぇようにヤッテみよう。自分の人生良くするも悪くするも自分しだい。閉じた瞳の中、無限に広がるインナースペースに「銀河」のように輝く華を咲かしてみよう。」という歌DEATH。
「君」に投げかけてますが実際は俺自身に言い聞かせてるトコもあります。そして、「君=JO:YA」だったりもします。新しい仲間に贈ってあげたかったっつうのがあったから。
全体的には80年代の歌謡曲風味を狙って、普段日常的には恥ずかしくて絶対に使わないような言葉を使い『♪魂を燃やせぇ〜〜〜♪〜俺達のぉ〜〜〜』とかやってみまし た。ミュージシャン友達に「あれをヤッテしまうアンタはエライ!。」と誉められま したとさ。それと、サビの世界観は宮澤賢治『銀河鉄道の夜』にインスパイアされてマス。
サウンド的にはハードなギターリフによる疾走感と歪みまくったベースでライブ感を重視してみました。プログラマー的には特に新しい事もやっておらず、「PATA、 HEATH、I.N.A.のDope HEADzってどんな音を聴かせてくれんだろう?。やっぱデジロック風味だよなぁ。」などと結成当時から想像しまくりだった人達は1stシングル 『GLOW』を聴いてイイ意味で裏切られたんじゃないっすか?(確信犯)。
で、TWINのギターソロは俺の趣味でして、単純に自分が聴きたかったからPATAに入れてもらったのだが、出来上がったギターソロを初めて聴かせてもらった時は全身鳥肌 モンで『ウぅオおおおお!!!!(PATAぁァア〜〜最高!!!)』とか叫んでしまい ましたぜ。


AWAY - precede version - music I.N.A./arrange I.N.A.&PATA

アルバム『PRIMITIVE IMPULSE』3曲目のインスト。インストにしてはメロディーが歌 メロっぽいと思いま専科?。ネタバラシしちまうと、元々はこの曲、歌モノでした。 しかもこのアルバムには入る予定ではなかった曲なのだ(衝撃的真事実)。歌詞がで きる前にPATAアレンジによるギターメロディーを入れたバージョンをなにげに作ってみたのだが意外にも良かったのでアルバムに入れることにしたのDEATH。
そう遠くない将来、歌入りバージョンとして発表されるであろう事をふまえつつタイトルに『precede =先行する』とつけてみましたとさ。PATA的には喫茶店のBGM風にならないように気をつけながらギターでメロディーを奏でたそうだ。
音楽誌のインタビューには楽器隊3人が結成したバンドなので三者三様のインスト曲 があってもイイじゃんみたいな感じで答えてマスが、インスト曲のままじゃ終わらせねぇぜぃ。夏のvirtu@l awakening Tour "PRIMITIVE IMPULSE"では是非とも歌入りバージョンを演奏してみたいなぁなどと思っています。そして更に俺の頭の中では『AWAY のテンポ早くて激しいバージョン』も鳴りまくってるので、そちらの方もいつかは聴 ける日が来るのではないでしょうか。


GOING STEADY words JO:YA/music I.N.A./arrange I.N.A.

シンセサイザープログラマーとしてプロの世界でメシ食い始めてはや13年の俺が、シンセ使わずに作っちまった曲だ。FIRE WALLをアレンジしてる最中、突然メロディーが浮かんできてフェルナンデスZO-3ギター使って3日くらいでデモを完成させてしまっ た作品DEATH。すげぇ単純で覚えやすいメロディーなのでアレンジもすげぇ単純にし てみました。(HEATHは一回聴かせただけでメロディー覚えてくれましたぜ。)とて も36歳のおっさんが作った曲とは思えない程若々しい仕上がりになっておりますでしょ。
、、、で作詞はJO:YA担当。デモテープのタイトルは『PUNK HEADz』だったのだが俺の仮歌で「♪〜GOING なんとか〜〜」とか歌ってたので『GOING STEADY(進路そのまま、マジで行こうぜぃ!みたいな意味合いです。)』というタイトルをつけてか らJO:YAに渡しました。インディーズ時代から作詞をしていたらしいので『この曲、 お前にやるから好きなように書いてみぃ。』と好きなようにやらせてみたところ、いままでの自分とこれからの自分を等身大で描いたストレートな歌詞が出来上がってきたのであった。


FIRE WALL rev.C words HEATH/music I.N.A.&HEATH/REMIXED by I.N.A.

1st single『GLOW』のカップリングである『FIRE WALL』のremix『FIRE WALL rev.B』をもういっかいremixしたモノが『FIRE WALL rev.C』です。以前このサイトで 『rev.B』の説明をしたのだが、それと同様に『rev.C』は「リヴィジョンシ〜」と読む。
新型のマッ○ントッシュが発売されてから、数カ月後くらいにバージョンアップ(処理速度が早くなっテタリするやつ)したのが『rev.B』とかいって売り出されんじゃん。そんで、更に知らない間に『rev.C』が出てたりすんじゃん。意味的にはそんな ようなモンです。細かい事言わせてもらえるならオリジナルは『FIRE WALL rev.A』ってことになります。でも、マッ○ントッシュと違うとこは『rev.C』が出たからといって『rev.A』や『rev.B』が安売りされないというトコです(笑)。
「生ギターやベースを入れないで作ったパソコンロックはどこまでロックになるのか? 。」というコンセプトの元にremixしたのが『rev.B』だったわけですが、今回の 『rev.C』では『rev.B』でremixした作品に対して、もう一度『rev.A』の生ギター& ベースの素材をサンプリングという手法で取り入れてみたらどうなるのか?ということをやってみました。俺的には己の壁、撃破できたつもりです。いかがでしたでしょうか?。
最近の音楽シーンではremixとは言いつつもre-arrangementの意味合いが強く、原曲の歌素材にremixするアーティストが新たな音や演奏を加えるパターンが多いのですが、俺の場合この曲のremixに対してひとつのこだわりを持って作ってみました。簡単に説明すると『rev.B』『rev.C』共に『rev.A』に含まれる音素材しか使ってねぇというトコがこだわりです。例えるならば、同じ材料で3種類の違った料理を作るようなモンです。限られた音素材を元に展開していくからこそ『revision=改定、修正、補正』という言葉をタイトルに使う意味があるのじゃぁ〜〜〜。
、、、とは言いつつも、『rev.C』のボーカルは一部録りなおしてマス。じょやのボーカルが『rev.A』のレコーディングから数カ月たってバージョンアップしてたから。


EYES words I.N.A./music I.N.A./arrange I.N.A.

『hide TRIBUTE SPIRITS』というアルバムにI.N.A./PATA/HEATHの3人で参加した事 がキッカケで結成したDope HEADz。俺がそのDope HEADz用にと作った始めての曲がこ の『EYES』である。
"雲の上のお方"の置き土産、彼が夢と自由について歌った『ROCKET DIVE』〜『ピン クスパイダー』〜『ever free』〜『PINK CLOUD ASSEMBLY』に対して、自分なりに考えた答えを歌にして"空の向こう"へ届けたかったっつうのが本音かな。サビの歌詞の 基本形は作曲した当時から出来ており最終的に全て書き終えたのは2000.12/31hide MUSEUMでのDope初ライブの一週間前くらいだったと思いますね。で、この曲は『GLOW』 の歌詞と深く関わりをもっています。タイトルである『EYES』は彼を象徴する言葉として、そして『GLOW』にある『瞳』という言葉の両方にかかっておりマス。"always play the music" 俺には音楽しかねぇってことと自分を信じて歩いていこうってこ とをあらためて考えさせてくれた曲ですな。


『EYES』の制作から始まり、約1年3ヶ月かけて完成に至ったこの『PRIMITIVE IMPULSE』。全曲解説を終えてみて確信もちました。『俺らが求めていたのは、目的を意識せずただ音楽を演りたいと思って行動しようとする気持ちであり、行動したいと思う心の動きだった。』と訳したとおりでしたね。
というわけで、Dope KIDzのみなさん、もう一度1曲目から聴いてみましょうかね。

おわり。