『MIX LEMONeD JELLY』

恥ずかしながら帰ってまいりました。『帰ってきたI.N.A.ちゃん日記』の始まりDEATH。別にネーミングは『新・I.N.A.ちゃん日記』でも『続・I.N.A.ちゃん日記』でも『I.N.A.ちゃん日記2』でもなんでも良かったのですが、遠い遠いその昔、僕が小学校に入学した年の4月から『帰ってきたウルトラマン』という番組が始まりまして、そりゃもうワクワクドキドキしたもんです。そんな意味も含めつつ『帰ってきたI.N.A.ちゃん日記』というネーミングにしてみました。

さて、2000年の夏も終わりそうな今日この頃、8/26にhide MUSEUMで毎年恒例の「MIX LENONedD JELLY」なるイベントが開催されました。我らがDope HEADzも当然参加したわけですが、今だにボーカリストが決まってない俺らは「いったい何やろう?」って事になったのですよ。個人としてはDJなら出来るかなぁってのはあったのですが、いちおうバンドとしても何かやりたいねってなミーティングをしまして、『今の俺達3人ができる事はトークライブしかない!。』、、、という、ミュージシャンらしからぬ方法での参加が決まりました。まぁ、せっかくトークをやるんだったら『オールナイトニッポンr』をやっちまおうぜ!というわけで今回の公開録音が決まったのですが、ただ、ライブハウスのステージでトークのみってのも俺ら的には寂しいモノがあるので、ゼペットの木村なんかといっしょにアコースティックライブをやってみよう!、、、ってことになりました。



実は私、hide MUSEUMに入るの、、、今回初めてなんですよ。本当はオープンの日に行きてぇなぁと思っていたのですが、当時は諸事情(zilch関係+その他諸々)によりレギュラーラジオ番組『オールナイトニッポンr』を2回さぼってLAに行ってる最中でしてhide MUSEUMオープニングには行けなかったのです。じゃあ、いつ行こうか?なんて言ってるうちにMLJの日がやってきてしまったのです。


MLJ当日、昼過ぎにhide MUSEUMに着くやいなやHEATHと共に一般のお客さんに同化してさっそく中を拝見させてもらったわけですが、、、やっぱ、、、何と言うか、、、複雑な心境で、時々胸キュンな感じになったりして、、、でもまぁいろんな意味で素晴らしい場所だなぁと感心いたしました。
、、、で楽屋にもどると昼飯にと総支配人の松本裕士が4日間かけて仕込んだというカレーが出てきました(笑)。懐かしの料亭ひろし(旧I.N.A.ちゃん日記LA編参照)の味を堪能した後、ステージに上がり、Zeppet store 木村、shame cutt、Transticnerve TAKAを含めた6人で
アコースティックライブのリハーサルを行なったのですが、「やっぱ、こうゆう場所ではライブやらにゃいかんよな。トークライブじゃねぇ。。。」などと言いつつ思いつつ、いつの日にかここで演るであろうDope HEADzのライブを想像してニンマリとしてみました。


午後3時からお客さんが会場に入りはじめ、その後、総支配人の裕士のDJでイベントがスタートしました。そういえば、2年前のMLJでは客入れ時に僕がDJをやっていたのに30分くらい誰も気がついてくれなくて、ものすごく”さぶぃ”思いをしたんだよなぁ。
そして、3番手のDJとしてHEATHがDJブースに入ると会場は一気にヒートアップ。オイオイ、押すな!前の人達が潰されちゃうよ!ってな状態でした。(何事もなく良かったですね。)いちおう、このDJ HEATHコーナーでなにげにDope HEADzの新曲(まぁ全部新曲なんだけど。。。)のデモカラオケを流してお客さんの反応を見てみようという試みをしてみました。僕もステージの裏手から密かにお客さんを見ていたのだが、、、ん~~~、やっぱ、ボーカルが入ってないとイマイチ伝わんねぇのかな?。が、しかし、HEATHが『この曲、実はDope HEADzの新曲なんです!。』と発表するとスゲェ盛り上がったのだった。なんだか嬉しいやら悲しいやら。。。



その後もライブやらDJやらが続き、予定より約1時間遅れて『Dope HEADzのオールナイトニッポンr 』の後悔録音、、、いやいや、公開録音が始まりました。長丁場のトークライブなのでお客さんには座ってもらおうとしたのですが、どうにも人がいっぱいで全員が座れるスペースがとれず「休め」の体勢で聴いていただくことになりやした。やっぱ、お客さん入れてライブステージからの公開録音ってのは難しいね。ラジオの前で聴いている人と、客席で聴いている人、両方にわかりやすく進行させていかなきゃならんのでねぇ。しかも、いつも俺らはラジオやってる時は3人が向かい合う形で座り、トークをしてるのだが、今日は横並びの席でちょっぴりやりにくいのだ。
いちおうこの日は僕が司会に選ばれまして、緊張しつつくっちゃべったのですが、お客さんを前にしてるせいか、咽は乾くし、カミまくるし、テンパッてきて何喋ってんか分からなくなってくるし、、、やっぱり後悔録音だ。



さて、オープニングの3人のトークを早々に切り上げ、番組のゲストにと、木村、cutt、TAKAを呼び込み6人でのトークとなりました。いつも番組でやっているコーナーで、その日のテーマに沿ったネタをFAXやメールで放送中にリスナーから送ってもらうというのがあるんですが、この日は生放送ではないので、お客さんからネタアンケートを事前に提供してもらいました。今日のテーマはこれ!『21世紀、最初にできるミュージアムはどんなの?』です。僕以外の5人で順番にネタアンケートを読んでいき、最終的に優秀作品(おもろかったネタ)を選び、Zeppet store賞/Tシャツ、shame賞/帽子、Transtic nerve賞/クリアファイル、PATA賞/P.A.F.携帯ストラップ&ニャース人形、HEATH賞/森江くんの写真入りデジタル時計、I.N.A.賞/hide with Spread beaverクリアファイル、そして最優秀賞にはフェルナンデス賞/hideミニイエローハートギターがプレゼントされました。
更に(実際にも)太っ腹なフェルナンデス兵庫氏が本物のhideモデル(ミニ版ではない)イエローハートをプレゼントに出します!と言ってくれたので、PATA vs お客さん全員でじゃんけん大会をやりました。貰えた方、おめでとさんでした。



さてさて、その後は今日の番組のメイン、Dope HEADzと仲間達によるアコースティックライブです。hide MUSEUMでMLJやって、アコースティックセッションで木村、cutt、TAKAが歌うって言ったら曲はやっぱりhideちゃんの『FLAME』しかないよね。もう、めちゃベタな選曲でしたがお客さんは喜んでくれたみたいで、俺らも嬉しかったです。次にこのステージに立つ時は是非Dope HEADzを演りたいですな。


そんなこんなで番組の公開録音が終了いたしましてステージから降りると、ちょうどオブリのKAZとFURUTONが遊びにきたとこでして、さっそくKAZはDJブースに入りオブリの新曲を回して会場を盛り上げてくれたのでした。こういう、「イベントやってるから、ちょっくら遊びに行って皿でも回すか」的なことって、もともとhideちゃんがMLJというイベントを始めた主旨にピッタリなんだよね。『俺ら(出演者)も遊んで楽しむから、お前ら(お客さん)も自由に楽しめよ!。』みたいなノリね。


、、、で、僕は公録の後、KAZとDJチーム『ka,Zoo』を結成して、ライブ会場の裏手にあるデッキで皿回しをしました。僕は「I.N.A.のソウルナイトぉぉおおお!!」とか言って70~80年代のソウルをかけまくりやがりましたさ。僕の音楽の基本はここらへんにあるのですよ。なので、いちおうかけた曲を紹介しときます。

ソウルトレインのテーマ/THE THREE DEGREES
LET'S GROOVE/EARTH,WIND & FIRE
LE FREAK/CHIC
PLAY THAT FUNKY MUSIC/WILD CHERRY
BOOGIE WONDERLAND/EARTH,WIND & FIRE
GOT TO BE REAL/CHERYL LYNN
SEPTEMBER/EARTH,WIND & FIRE

曲順は忘れたけど、こんな感じです。わりとベタベタな選曲ですが興味ある人は聴いてみるとイイDEATHよ。
さて、絶妙なトーク(嘘)を絡めたDJチーム『ka,Zoo』のシメの曲はやっぱりhideちゃんですな。あの人のおかげで僕はKAZにも会えたし、みんな(お客さん)にも会えたんだからね。ということで曲は『ever free』でやんした。


楽屋に戻ると、そろそろTranstic nerveのライブが始まろうとしていました。僕はライブハウス内のバーカウンターに入り密かにライブを見学させてもらいましたさ。久々に観たTransはやたら男っぽくなっててカッコよかったぜぃ!!!。Transtic nerveのライブ後はエンディングということで出演者のみなさんはステージに上がり、『バイバ~~~イ&ありがと~~~』をやり、最後にhideのTELL MEとHURRY GO ROUNDのビデオを流して今年のMLJはめでたく終了となりました。来年のMLJはどんなことになるのか????来年のMLJの日まで俺にもわかんねぇなぁ。でも、それがMLJの良いとこでもあるのだ!!!。

、、、と綺麗にシメさせていただきます。

(写真と本文はいっさい関係ありません。なんつってな。)