CLUB PSYENCE 2005~夏の陣~ hide PRIVATE CD COLLECTION
2005.7.20 UPDATE

7/16、やっちゃってきましたよ、『CLUB PSYENCE 2005~夏の陣~ hide PRIVATE CD COLLECTION』。この日の公演は6/26にやっちゃった、大好評・大興奮・大感動『CLUB PSYENCE 2005~初夏の陣~』の追加公演風味で急遽開催されたのですが、今回はなんかいつもの『CLUB PSYENCE』とは違って↓↓↓↓こんな感じのテーマでやっちゃったわけです。

第2弾となる今回は、hideがプライベートで自らコレクションしていたCDから曲をチョイス!hideの「音楽=ロック」のルーツとなった曲や、hideが大好きな邦楽・洋楽をたっぷり聴いてもらう、hide MUSEUMだからできちゃう特別企画!hideの魅力にさらに深く触れることができるhide MUSEUM5周年にふさわしいスペシャルイベントです。もちろんCLUB PSYENCEだから、hideの曲も続々と登場!好き放題、暴れちゃって!!!(hide-cityより勝手に抜粋)


さて、この『CLUB PSYENCE』っつうイベントは、その昔、「hideの楽曲を中心としたクラブ空間」ってのを宣伝文句に始めてみたものの、どっからどう、やっちゃっても、いっちゃっても「hideの楽曲を中心としたライブ空間」になっちゃったけど、まぁ、終わりよければ全てヨシみたいなイベントでして、今年のhide MUSEUM閉館に伴い、もう一回やっちゃってってことで6/26に復活したイベントなのでございます。そして、今回の~夏の陣~は横須賀での最後の『CLUB PSYENCE』だったわけでございます。

さて、さて、そんな説明はおいといて、ひさびさのライブレポでございます。

今回も客入れ時からDJが音だしてるわけですが、一番手のDJ-FUMIが大寝坊してしまい、15時から出番だっつうのに14時50分にカフェラ到着という前代未聞のボケをかましてくれたので、ステージ裏はそりゃもう、ひっくり返ったような慌ただしさでイベントはスタートしたのでした。

で、稲田師匠の出番は16時からだったので、楽屋でマターリしていると、ステージ上からXのライブのオープニングでお馴染みの「WORLD ANTHEM」が聞こえてくるじゃありま専科。おぉ、DJ-FUMI、客入れから飛ばすなぁなんて思ってたら、松本裕士館長が楽屋にすっ飛んで来て「稲田さん、まいりましたよ!客入れの時はおとなしい目の曲で行こうってことになってたんで、VJの映像が間に合わなくて、熱帯魚の映像のままですよ!」「え~~マジ!?」とか言ってるうちにかかった曲は「JOKER」!!!。今度はDJ-兵庫がすっ飛んで来て「INAちゃん!JOKERなのにバックの映像、亀が泳いでるよ(爆笑)」。なんだそりゃ、もうひっちゃかめっちゃかですわ、まったく。


<写真はイメージです>

そんなこんなで出番を終えテンパリながら戻って来たDJ-FUMI。どうやら次の出番の選曲でプレイしてしまったそうです。アホかこいつは。

さて、お次はDJ-hashimotoによる"hide PRIVATE CD COLLECTION"のコーナー。hideが個人的にもっていたCDをお客さんに紹介しつつ、みんなで聴いて盛り上がろうっつうコーナーでございます。

時計は16時。こっから『CLUB PSYENCE 2005~夏の陣~』本編スタートです。オープニングは"PSYENCE FACTION Special edition"。2002年の代々木公演オープニングでも使用したこの曲は、レモネードコンピアルバム"Cafe Le PSYENCE"に収録されている"8811 burtonway"と"PSYENCE FACTION"、そして"PSYENCE"の3曲を合体させて作ったモノです。hideの「いらっしゃいませ~、ようこそいらっしゃいました」がこの場にピッタリでございますわね。

ここで稲田師匠とDJ-兵庫が登場。まずは"Rocket Dive"をぶち上げてから本日の主旨とかを説明。師匠は退場してDJ-兵庫の"hide PRIVATE CD COLLECTION"のコーナーでイベントがスタートいたしました。その後はDJ-FUMIのX&X JAPANコーナー。かなり盛り上げてくれました(汚名挽回!?)。

お次はDJ-INAの一回目の出番。今回は5時間の長丁場なので最初っから最後までイケイケだとお客さんも疲れちゃうだろうぜって考えまして、俺コーナーはDJ-FUMIで盛り上がったお客さんをクールダウンさせる演出でやっちゃいました。題して『妄想の部屋へようこそ!当店のいちおし"勘違い"シンガーのコーナー』。楽曲"Cafe Le Psyence"にあわせ、hideのいろんな曲を歌っちまおう!っつうコーナーです。

つい先日、自宅スタジオでDJの選曲中、"Cafe Le Psyence"のウッドベースを聴きながらなにげに"BREEDING"を口ずさんでみたら、ありゃ不思議、見事にハマったわけですよ、コードにメロディーが。ためしに"ピンクスパイダー"歌ってみれば、こりゃまたハマるわけだ。その後、"MISCAST""DOUBT"など歌ってみてもハマりまくり。オモシレーから本番でやってみようってことになり、どうせやるならお客さんにも歌ってもらおうと思い、もう、歌いたい奴ステージに上がってやっちゃってくれよっつう感じでやっちゃいました。で、稲田師匠はワイン片手にタキシードで登場。「いらっしゃいませ~、クラブサイエンスへようこそ~」みたいな感じで、歌の方は俺がお手本しつつ、ひとりづつステージに上がってもらい、歌ってもらったわけですが・・・

う~ん、やっぱミュージシャンじゃないとベース音だけで歌うのって難しいのかな?。「お前、それハモリパートだろ!」みたいな感じで、けっこうみなさん、イイ意味でハズしてくれて、それはそれで面白かったです。参加者ごくろうさん。

さて、さて、お次は"FLAME Psyence faction ver"。この曲はシングル"In Motion"に収録されてる曲で、いわゆる"FLAME"のREMIXでピアノバージョン。ライブハウス『Cafe Le PSYENCE』でhideがピアノ生演奏をバックに"FLAME"を歌うという設定の曲なのです。俺はこのライブを『Cafe Le PSYENCE』でどーしても観てみたかったのだが、不思議なことに、もし観ることが可能だったのなら、やっぱ『Cafe Le PSYENCE』というライブハウスは存在しなかったわけで、考えれば考えるほど不思議な曲ですわ。というわけで、「妄想タイ~~~ム、お客さん、思う存分、妄想してくださいな」。

・・・で、この隙に稲田着替えタイム。



さて、さて、さて、こっからは仕切りなおしてイケイケタイム。
"MISCAST"~"Inside The Pervert Mound (remix/F A K K 2 .ver)"~"DAMAGE (zilch.ver)"でガンガンに逝ってみました。ちなみにこちらの"DAMAGE"はzilchのアルバム"3・2・1"用に作ってはいたんだけど収録されなかったという幻の作品です。7/20からhide MUSEUM内で聴けるそうなので、興味アリなやつらはなんかの機会に聴いとくれ。

前半の後半は更に激しく、"LASSIE"では、最前のお客さん「ワン!ワン!」と吠えまくり、"FISH SCRATCH FEVER"では『CLUB PSYENCE』恒例となりました"ステージに上がったお客さん(一人)VS客席のお客さん(数百人)"の♪GO FISH BOYS!!!!"掛け合いバトルで盛り上がり最高潮!。しっかし、ここ何年かこのバトルコーナーをやってきたわけだが、みなさん、ウマくなったね。掛け合いのパターンも自分流にアレンジしてる奴とかいるし。

とりあえず、前半戦終了。再び、DJ-hashimotoによる"hide PRIVATE CD COLLECTION"のコーナー。そして、DJ-兵庫のhideコーナー。一時間後にDJ-INAの後半戦がスタートいたしました。

@ D.O.D(イッキ・コーナー)

626公演では「酒、呑みてぇ~」ってなお客さん数人をステージに上げ、赤ワインのイッキ大会をやったわけだ(実際はグレープジュースだけどな)。で、最後に松本裕士館長にもイッキしてもらい、実はヒロシのだけ本物のワインだったっつうイタズラ付のオチで。

今回は同じネタやってもバレバレなので、ロシアン"D.O.D"ルーレットっつうのをやっちゃってみました。前回同様、お客さんをステージに上げジュースをイッキしてもらうんだけど、4人に1人は当たり(激辛タバスコウーロン茶)が出るというシステム付で。いやぁ、俺もちょっと飲んでみたんだけど、韓国料理通の俺でも、かなり辛かったよ。当たりの方々、がんばって飲んでくださってアリガトさんでした。いちおうお土産ってことで、俺の私物コレクション(hide人形)をプレゼントしましたよ。

で、今回はヒロシイジメは考えてなかったんだけど、気がつきゃ、お客さんからヒロシコールが始まっちゃって、しぶしぶステージにあらわれた松本裕士館長。そしたっけ、ステージ裏にはジュースの在庫がなくなってるじゃん。早くもってきてーってな感じで運ばれてきた激辛タバスコウーロン茶を"D.O.D"にのせイッキをはじめると、あらまぁ、ヒロシの顔がどんどん真っ赤になってくわけです。目とか血走ってるし。どーしたのって感じでスタッフに聞いたら、「試しに作ってみたらあまりにも激辛すぎたので、これだけはお客さんに出したらだめだよ、ってやつしか残ってなくて、、、しょうがないからそれ出しちゃいました(汗)」だってさ。いまごろきっとヒロシの**は火を吹いて"D.O.D(ドランク・オロナイン・デス)"。

さて、さて、さて、さて、、、こっからは怒濤ですよ。怒濤。ガンガンですね、もう。

@ BACTERIA

@ DOUBT 2005
オリジナル、Ja,Zoo ver、zilch verのスペシャルミックス。しかもhideのセリフ丸聞こえバージョン。これ、聞かなきゃ損ですよ、hideヲタクは。

@ POSE MLJ mix ver9
稲田師匠だけがやることを許されたゼロワン・ダンス(YMCAのフリ付けみたいなもん)、やんなくていいって言ってんのにみんなやるんだよな(笑)。

@ OBLAAT
626の時には水鉄砲乱射したんだけど、今回はシャボン玉攻撃。思ってたよりいっぱい出なくて地味に残念。

で、ここで7.18.InterRadio!出演のお知らせなどを挟みつつ、後半の後半に進もうかな?と思ったのだが、ここで問題発生!。稲田師匠の膀胱が爆発寸前GIGに!♪このまま~俺は限界破裂ぅ~、漏らしぃ~!?みたいな。っもう、お前らも後半の後半に備えてトイレ行ってらっしゃいタイ~~ム。

@ Hi-Ho Indian Summer mix
去年のMLJだかの為に作った南国風Hi-Ho remixを更にバージョンアップ。

@ CELEBRATION Special ver
なにげにイントロをXバージョンにしてみました。

そして、そして、最後までやっちゃって、いっちゃって、踊りたい奴ら、いらっしゃ~いってな感じで、お客さんステージに上げてのスーパー盛り上がりダンス大会コーナー。怒濤のメドレーこれでもかと。
@ Space Monkey Punks from Japan Special ver
@ Beauty & Stupid
@ everfree LASTMIX

で、本編終了。

"LEMONeD I Scream"でもう一度DJ・VJ紹介してから「やっちゃってくれちゃったお前ら自身に拍手~~~~!!!」っつって、最後は"MISERY"で締めくくりましたとさ。

・・・な感じで、いやねぇ、もう、ホント。素晴しかったよ。大感動しましたよ。横須賀CLUB PSYENCE 2005 FAINALは。なんつうかね、初めて参加した人とかもいっぱいいたみたいなのに、最後には会場全体が一つになって元気玉は飛び交うわ、ものすごいエナジーでしたよ。ビリビリきたもん。俺なんかeverfreeでは、恥ずかしながら、涙とまんなくなっちゃってさ、ボロボロですよまったく。その昔、6~7年前かな?ヒロシに言ったことあってさ、「俺はあいつをブルースリーにしてやる。その為には何だってやるし、どんなことだってやってやる。意味わかんだろ?」って。ブルースリーって俺らがガキの頃、世代を超えたみんなの憧れの存在みたいなもんだったのよ。いまでも多くのファンに愛されてるしさ。俺はhideにもミュージシャンとして、そんな風になってもらいたかったんだよね、パートナーとしての勝手な願いとして。で、それが今、やっと現実になってきてさ、リアルタイムでのhideを知らなかった新しいファンの子とかいっぱい増えてきてんじゃん。もちろん、俺ががんばったからそうなったわけじゃなくて、当然、hideの楽曲や生き方が素晴しかったからなんだけどさ、俺としては、なんか、想い続けてきたことがやっと形になってきたんだなぁって、この日、実感したんだよね。やってきてホントに良かったって思えたわけよ。ある意味救われたわけよ。

そんなこんなで、ボロボロに泣いちゃったりしたんだけど、たださ、過去に2~3回程ステージ上で涙した時のそれとは違ってて、冷静な自分もいるわけよ。あ、次のCD用意しなきゃとかね。もういったいなんなんでしょーね?この涙は?みたいな。"MISERY"ん時なんかDJブースに隠れて座り込んでワンワン声上げて泣いちゃったんだよね、実は。、、、で、あらためて考えたんだけどさ、もしかしたらあれは"あいつ"の嬉し涙だったのかな?なんて勝手に思って納得しちゃったりしたのです、いろんな意味で。ハイ。

さて、横須賀では最後になっちゃったけど、また、いつかどこかでやりたいね『CLUB PSYENCE』。この日、バトンは確かに手渡したから、そん時がくるまで、みなさんはみなさんなりの表現方法で、やっちゃって、いっちゃって、くださいマシマシです。よろ彦!。


おしまい。


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