『hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~』 |
NOTE:0001 2000/01/29 |
僕的にはすべての作業が終了いたしました。なので最終業務報告です。 曲順は↓この通りです。 01/ROCKET DIVE 02/DICE 03/限界破裂 04/50% & 50% (シングルバージョンです。) 05/EYES LOVE YOU (HIDE YOUR FACEバージョンです。) 06/FLAME 07/ピンクスパイダー 08/LEMONed I Scream (基本的にはPSYENCEバージョンだけど、チョットイントロが違うやつだよ!。) 09/Hi-Ho (これもPSYENCEバージョンだけど、ほんの1ピコだけイントロが違うよ!。) 10/Beauty& Stupid 11/DOUBT (HIDE YOUR~バージョンのシングル風エディットです。) 12/GOOD BYE 13/ever free 14/D.O.D.(DRINK OR DIE) 15/POSE 16/TELL ME (2000年型TELL MEではないです。↓で説明あり。) 17/BREEDING 18/MISERY (PSYENCEバージョンです。) 僕としては全てのhideの楽曲制作に関わってきたので気持ち的にBESTという言葉は使いたくなかったのですが、『いままでhideを聞いたことのない人達にも聞いてもらう為には「BEST」という言葉を入れないとダメです。』という「おエライさん」達の恐~~い業務命令???によって、まぁしゃ~ねェ~~か。。。と納得イタしました。しかし、その昔hideちゃんが雑誌uvのインタビューでいっていた『PSYCHOMMUNITYは俺の世界、、、。』という言葉を思い出しそれをタイトルに加えたのでした。なので『俺の世界』であるBEST盤に本人不在で作られた『HURRY GO ROUND』や『新型TELL ME』を入れるのは邪道じゃねぇか!!って思いを込めつつ、あえて選曲からは外させていただきました。期待してた人がいたならゴメンナサイです。 選曲に関しての基本的な基準は『いままでhideを聞いたことのない人達にも聞いてもらえるCD』というのが コンセプトにあったので、まずはデビューからのシングル曲を全て入れました。そして、hideちゃんってアーティストは「シングル曲集=BEST」という人ではないということも考え、音楽的にシングル曲にはないアプローチをしてきた代表曲をタイプ別に選んだつもりです。10人のhideファンがいれば10通りのBEST選曲があるのはわかっております。だから、「なんで○○○が入ってねぇんだよ!!!これじゃBESTじゃねぇよ!!!。」ってのはカンベンしてください(笑)。僕的には1枚のCDに入るもんなら全曲入れたかったくらいなんだから。って事も含みつつ、このCDはCD収録可能時間ギリギリまで使って録音されておりますデスので曲間もめちゃ短いです。曲間を1秒チョイづつでも増やしていくと、もうCDには入りきらない程ギュウギュウに詰まっているのです。 とにかく選曲と曲順には参ったですね。悩みまくりやがりました。曲順だけでも10数パターンくらい考えました。「これだ!。」と思っても並べて聞いてみると「あれぇ、ちがうなぁ。。。」となったり、最低でもこの曲はいれたいぞと選曲してみれば「あらら、収録可能時間オーバーぁああ。」じゃぁいっそのこと2枚組にすればイイのにって?。。。俺にゃ、そこまでの決定権がねぇんだよ!(逆ギレ)。 広告にうたわれている「全18曲リマスタリング」とはなんぞや?という説明もしときましょう。リマスタリングとはマスタリングをもう一度やるという意味なのですが、それにはマスタリングの説明もしなきゃですね。マスタリングとは完成した音源(マスターテープ)をCDにするために欠かせない作業でして、アルバム等で数タイプある曲の音量や音質を曲ごとに微調整してから曲間を決めCDのフォーマットに焼くという作業です。(簡単に説明すると、コンポに付いてるHIとかLOWをいじるような感じです。本当はそんな簡単なモンじゃないけどね。)hideのアルバムを全部持っている人はわかると思いますが、『HIDE YOUR FACE』と『PSYENCE』って明らかに音の質感やら迫力やらが違いますよねぇ?。その違う質感の曲を1枚のCDにそのまま並べて入れてしまうと、トータル的に音がデコボコしたCDになってしまうのですよ。それでもイイよと、リマスタリング作業をしないでBEST盤を出してしまうアーティストはいっぱいいます。 しかぁ~~~し、常に『音』にこだわってきたhide(I.N.A.含む)のCDなんだから少しでも良い作品にしなくてはイケナイのだぁ!!という使命感によりがんばってリマスタリングいたしました。(まぁ、実際にがんばったのはマスタリングエンジニアですけど。)『HIDE YOUR~Ja,Zoo』の3枚って3枚とも質感が違うのでマスタリングエンジニアは音量や音質をある意味で統一させていくのが大変だったみたいです。まるまる2日間かけて全ての作業が終わって(深夜)帰宅した後、僕が『1曲、ど~しても納得できないのでやり直ししたい!』って言い出して再びスタジオに戻った時はさすがにムッとしてました。本当におつかれさまでしたぁ~~!とここで言っておこう。そんなこんなでリマスタリングが終わったわけですが、今回は『HDCD』という20BITの音データを16BITに圧縮してCDにするシステムを使ったので(興味のある人は勝手に調べよ。)音が良いです。僕は持ってませんが『HDCD』対応のCDプレーヤーで聞くと更に良いそうです。特に『HIDE YOUR FACE』からの楽曲が生き返りましたね。『DICE』のビート感は更に増したし、『D.O.D.(DRINK OR DIE)』は迫力でたし、また『Hi-Ho』なんかもいままで聞こえなかった音が聞こえるようになったし、その他モロモロです。 、、、で、完成品をスタジオで聞いてみたおおざっぱな感想は?というと、かなりのボリュームだね。このCDは。『Beauty& Stupid』あたりでだんだんお腹いっぱいになってくるんだけど、エッ!!!まだ半分!!??という感じです。そんでもって改めて思いました。hideちゃんって良い曲書いてたんだなぁと。あと、『GOOD BYE』が流れた時は我慢してたけど、さすがに泣いたね。、、、っていうか勝手に涙が溢れた感じ。なんかさぁ『♪手の中の持ちきれない 思いは全て捨てて行こう、、、 PIeae songs tell me true 君のメロディー 何処にいても 鳴り続けている もし何処か 一人迷っても 歌えたなら しなやかに歩きだせる、、、。』って言葉がhideちゃんからのメッセージみたいな気がしてね。hideちゃんとの約束の最後の日(I.N.A.日記・新型『TELL ME』情報解禁の項参照)ってのもあったしね。でもスタジオだったので顔見知りじゃない人もいてチョット恥ずかしかったです。 さて、イイ奴ぶった話はこれくらいにしといて細かい1曲づつの解説ですが、これは雑誌のインタビューで言っといたので、興味のある人はそっちを見てください。hideちゃんも僕もいままで言ってなかった秘蔵話しなんかも載ってるハズです(たぶんuv)。 ハイ、そんでもって発売されてからまたいろいろ非難されんのも気分悪りぃのでスタッフのフォローもしときます。3月2日にはこの『hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~』が全国のCDショップの店頭に並ぶわけですが、店頭に並ぶということは商品であり、商品であるということはビジネスであるわけです。しかし、そのビジネス面を仕切っているhide関連会社のおエライさん達はこんな事を熱く語っておりました。『このBEST盤をメガヒットさせる事が私達商売人からできる唯一のhideさんへのプレゼントなのです。hideさんのセールス記録を後世に残せるものにしたいんです。』うん、まだまだ世の中(音楽業界)捨てたもんじゃねぇな。なんとなくその言葉に僕は感動しましたです。おわり。 話は変わりますが多分I.N.A.ちゃん日記0001はこれで終了です。これを作ってくれてる暇学生(笑)の『Mr.JELLY』も就職することだし、hideの共同プロデューサーとしての約束&使命も終わったし、『GOOD BYE』でhideちゃんから届いたメッセージにあるように歩きだしてみます(予定)。 ではまたどっかで会いましょう。さいなら。 hide with Spread Beaver I.N.A. |
2000年1月1日 新型『TELL ME』情報解禁 |
NOTE:0001 2000/01/06 |
本当の意味でhide with Spread Beaver7人による最初で最後のCDが完成しました! 【始まり】 「ツアーが終わったら『TELL ME』のレコーディングやるよ!。」 新型『TELL ME』の宣伝コピーにもなっているこの言葉は、1998年5月1日に収録したTV番組「ロケットパンチ」の打ち上げの席でhide本人からメンバー全員に告げられた言葉であり(僕はLAで3rd ALBUM『Ja,Zoo』のレコーディングをしている頃に聞いておりました。)ツアーとは『Ja,Zoo』完成後に予定していた『1998 TRIBAL Ja,Zooツアー』の事です。hide亡き後もhide with Spread Beaver、そしてスタッフは彼の遺志を継いでいくことを決心し、アルバムを完成させツアーも行ってきました。ツアー中、メンバーの間では「いつできるか分からないけど『TELL ME』のレコーディングは必ずやろう。」という話がされていました。hideスタッフの努力の結果「大人の事情」を乗り越え、彼の残した言葉を現実にできる日がやってきたというわけです。 【記憶】 X JAPAN解散ライブの翌日(98/1/1)の新聞広告でhideがhide with Spread Beaverという名で活動していくと発表した後もCD音源はいわゆるバンド的な作り方ではなく、hideとI.N.A.の2人の作業によって制作されていたことは御存じですよね。(知らない人はI.N.A.日記LA編を読んでください。)彼はLAで『Ja,Zoo』のレコーディングをしている当時、僕との会話の中でこんなことを言っていました。 hide:『、、、、あとさぁ、9月に出すシングルはバラードっぽいものにしようと思ってるんだ。で、そのカップリングが『TELL ME』。hide with Spread Beaver全員で一発録りでやりたいんだ。A面は今までどおりI.N.A.ちゃんと2人で創って、B面はSpread Beaver全員、せ~のでガ~~って音出して、俺とI.N.A.ちゃんの2人で創った音もhide with Spread Beaver7人で創った音も聞いた人が「結局、出てくる音はいっしょじゃん!」ってのがやりたいんだよね。』 2人で作り込んだ音源と7人によるバンド感のある一発録り音源のスタンスを同じにしたかったのと同時にそこにはhide with SpreadBeaver7人全員がいっしょに演奏している音源を作りたいという気持ちが込められていたのだと思っています。また、もしかすると彼はその向こうに新しい「何か」を見ていたのかもしれません。 時はながれ状況も変わってしまったこともあり、今回の新型『TELL ME』は(レコードでいうところの)A面として発表することになりましたが、結果としてカップリングに『ピンクスパイダー』のライブバージョン(1998 TRIBAL Ja,Zooツアーより)を選んだことによりhideのやろうとしていたことに近づけられたような気がします。 【作品】 実作業的にはまず僕が99年10月の終わり頃から自宅プリプロルームでアレンジを練っていくところからスタートしました。アレンジに関してはhide with Spread Beaverの7人全員が演奏している音源が過去に存在していなかったということもあるのでバンドの各メンバーの色を出しつつも、基本的に94年にリリースしたオリジナル『TELL ME』のイメージを崩さず、更に98年以降のhideサウンドの延長線上にあるような作品になるように心掛けて作りました。hideの楽曲はソロデビュー当時から共同プロデューサー、プログラマーである僕との共同作業によって生まれてきました。(厳密に言うとHIDE/J/INORANによるユニット『M*A*S*S』に参加したのがhideとの最初の共同作業です。)そして2人で模索しつづけた"hideオリジナルサウンド"は4年後の98年に発表されたシングル『ROCKET DIVE』『ピンクスパイダー』『ever free』でようやく完成に至った感がありました。その経験から何故オリジナルの『TELL ME』があのようなアレンジになったのか?という理由を考え、常にそれを意識しながら作った結果が新型『TELL ME』なのです。実際のレコーディングもいままでのやり方に従い、『PSYENCE』以降のhideサウンドに欠かすことができなくなったエンジニアのERICをLAから呼び寄せ11月第1週頃から録り始め、JOE-I.N.A.edit-CHIROLYN-I.N.A.edit--KAZ-KIYOSHI-I.N.A.edit--D.I.E.-I.N.A.editというように進めていきました。曲全編に入っているアコースティックギターやギターソロはhide本人の演奏をコンピュータを使いエディット合成し、ボーカルもオリジナルにはない未発表テイク(97年頃録音)を使用しています。またオリジナルには無い分厚いコーラス隊も聞き所のひとつとなっております。レコーディング機器の発達により時空を超えたセッションが可能となったこの新しい『TELL ME』は最初で最後のhide with Spread Beaver7人による音源なのです。 【終演】 hide with Spread Beaverとしてhideとの約束はこれで全て果たしました。他のメンバーがなんと言っているかは知りませんが、僕としては残念ながら今後「SpreadBeaver」単体での音楽活動はないと思ってます。hideがロックをやっていく為につけた名義『hide with Spread Beaver』はhideの存在なしにはありえないからです。しかし、hideはメンバーみんなの中に確実に生き続けています。きっとメンバー個々のやり方でhideを語り続けてくれることでしょう。 またI.N.A.としては2000年3月2日にリリースされる『hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~』が完成した時点でhideとの約束を全て果たすことになります。現在、僕と本当にhideの身近にいた音楽スタッフのみで選曲等の作業を進めています。hideといっしょに音楽を創ってきた立場と彼の音楽のファンである立場、両方の立場からみても限りあるCD収録可能時間に全ての曲を詰め込めないのはとても悔しいことなのですが、『hide tribute SPIRITS』の時と同様にBEST盤がリリースされることによっていままで以上にhideの音楽が広まってくれればと思ってます。 【想い】 彼といっしょに音楽を創っていた約5年間は彼の家(自宅スタジオ)へ通いつめの毎日で、それこそ自宅にいる時間よりもhideの家にいる時間のほうが長かったのでは?という感じでした。まさに「hide」は生活の一部でした。hideが98年5月2日に旅立った後、制作途中だった『Ja,Zoo』を完成させ本人不在の前代未聞ツアーを行い、hideファンを勇気づけようと本当の自分の気持ちから逃げるように「常に前向き、前向き、、」とがんばっていたのですが、時には「hideを使って金儲けしてる、、、」と非難されたり脅迫めいた手紙を貰った事もありました。正直いって、hideの声を聞きながらの作業をしている時期は、辛く切なく寂しくて精神不安定な状態になっていました。そんな心の状態は今でも変わることなく続いていますが、それでも「hideがやろうと言っていた事は全てやる!。」と自分に言い聞かせてzilchのリミックス、zilchのライブ、今回の新型『TELL ME』完成までの間、彼の言葉を形にし続けてこれた理由は何なのか?。そんな思いをしてまで何故?。やめてしまえば楽になれたかもしれないのに。それは単純に僕がhideに「さよなら」を言いたくなかったからかもしれません。今でも彼のことを考えない日は1日たりともありません。僕にとって彼は決して忘れ去ることのできない大きな存在となっているからです。hideは音楽家としての素晴らしい才能に溢れ、それでいて努力を惜しまず「ONE AND ONLY」であるべくすべての作品に対して妥協を許さない姿勢をもったアーティストでした。そして人と人との関係を最も大切にしていたことが彼の最大の魅力であり多くの人達に愛された理由なのでしょう。彼のような人と出会え、少しの間でも人生をいっしょに歩めた事を僕は誇りに思っています。僕がミュージシャンとして成長していく過程において彼が与えてくれた影響ははかり知れないものがあります。hideにはミュージシャンとしても友人としても心から感謝しています。 hideちゃん本当にありがとう。 |
hideトリビュートアルバム『SPIRITS』情報解禁!! |
NOTE:0001 1999/04/13 |
「I.N.A.ちゃんさぁ、トリビュート参加すんだったら、いっしょに演んねぇか?。」 1998年12月15日、地元のやきとり屋。Pataの一言から、すべては始まった。 (トリビュートアルバム、I.N.A.コメントより抜粋。) この日、取材帰りのPataと一緒に、家の近所のやきとり屋で一杯やってたときの会話から『SPIRITS』でのセッションが決まったのだった。(ここのやきとり屋にはお世話になってまして、石塚先生に『Ja,Zoo』でギター弾いてくれと頼んだのもこの店だったのです。)曲はhideがX時代に書いた『CELEBRATION』のHIDE OUR PSYCOMMUNITY (hide 1st ソロツアー)バージョンに決定!!。X JAPAN hide ソロコーナーでも披露されたこのバージョン。どうせ演るなら「X JAPAN hide ソロコーナーメンバー」で作ろうという事になり、DAHLIAツアーのhideソロコーナーでもBASSを弾いていた「夜の貴公子もとい、重低音の貴公子heath」を誘い、I.N.A./Pata/heathのユニットが誕生した。(ちなみに稲田教官がX JAPANのサポートメンバーやってたの御存じですよねぇ?。同じくサポートメンバーのキーボーディスト田辺氏にも参加してもらいました。これで完ペキな「X JAPAN hide ソロコーナーメンバー」さ。)さて肝心のボーカルは誰にしよう?。歌を歌わぬカナリアI.N.A.ちゃんには、ちと荷が重すぎる。どうしよう...。その瞬間、I.N.A.ちゃん数年前にタ~イムスリ~ップァ!!! hide『今度の東京ドームでCELEBRATIONのhideバージョンやるからさぁ、デモテープ作んない?。』 I.N.A.『そういえば、この曲ってライブバージョンしかなかったね。ちゃんと作って録っとこうか。』 ・・・そしてバックトゥザフューチャー、現在のやきとり屋サン。「パ..Pata、...実はhideちゃんのボーカルが家のMacにあるんだよ。」「...マジでぇ!!。」というわけで『CELEBRATION』のボーカルは、松本秀人に決~~っ定!!!!数カ月後、コンピュータに残されたhideのデモ音源を元に、アレンジを再構築し完成に至ったのだぁ~!!。hideのボーカルを使った反則ぎみのhideトリビュート。賛否両論になるのかぁ?という僕の心配をよそに「hideの声を聴けてファンの人が喜んでくれればいいじゃん。」とPataさん。参加者全員納得。そりゃそうだ。さすが石塚先生、目からウロコですよ。 |
エリ男結婚 |
NOTE:0001 1999/02/20 |
アルバム『PSYENCE』以降、hideのサウンドを作る為に必要不可欠となったスーパーソニック・エンジニア『エリ男(本名Eric Westfall)』が結婚する事になった!!。本日2/20、稲田教官はその報告を受けに原宿まで行って来た。コアなファンなら御存じのこの男(hideのビデオに結構でてるよ!。)の、こ~~んなに幸せそうな顔をみたのは初めてなのだ。心からオメデト~~~~!!!。hide亡き後、『Ja,Zoo』完成できたのもエリ男の助けがあったからなんだよ。みなさん、エリ男に祝福を!!!。 |
リゾートI.N.A.ちゃん災難は続く |
NOTE:0001 1998/09/27 |
8月末日、ずっと家でゴロゴロしていたINAちゃんは冷房病で熱を出してしまいました。 「もうヤダヨー!なんかいい事ないのかーー!」 、、、というわけでINAは突然旅に出ることを決意。9月3日にはサイパンのちょっと先のテニアン島行きの飛行機の中にいた。約3時間のフライトの後、サイパン空港に到着。そこから乗り換えていざテニアンへ!、、、が、ドレッドモヒカンポニーテールのINAちゃん、サイパン空港の税関では目立ちすぎてたのね。みごと500余名の観光客の中からたった一人だけ選ばれ(?)別室へ、、、 「サイパン何度め?サイパン友達いる?」 質問攻めの後、荷物を全部チェックされるINA。乗り換えの時間が刻一刻とせまる。さらにボディーチェックのため別室へ(こわいよー)。2人の警官に連れられ江戸間一畳くらいの部屋へ入ると壁に両手をつけと命令される(なんか映画みてえ、、、ちょっとかっこいいなあ)。さらに警官はINAちゃんの足をたたきながらこう言った。 「SPREAD!SPREAD!」 (ああ、hideちゃんに教えてもらった英語がこんなところで役に立つなんて、、、アリガトウ)そして無言の中でボディーチェックは始まる。 I.N.A.「、、、あ、、、、うっ、、、、んっ、、、、そっそこは、、、うぅ、、、」 数分後に解放されたINAちゃんはいそいでテニアン行き乗り場へ移動。しかしそこに待っていたのは5~6人乗りの小さいセスナに80歳くらいのばあさんだった。しかもこのばあさん操縦席に乗り込んだ!(お、、おい!オマエが運転するんかい!!!) INAちゃんの災難は果てしなく続く、、、
by マロンB |
hideちゃんおめでとう!! |
NOTE:0001 1998/09/21 |
hide with Spread Beaver「ピンクスパイダー」のビデオがMTV VIEWER'S CHOICE(視聴者が選んだベストビデオに贈られる賞)を受賞しました。9月11日、僕とキヨシが授賞式に行ってまいりました。視聴者代表の2名(ギャル)からトロフィーと花束をいただき、記念写真なんぞをとったりして、災難続き(詳しくは近日中)のI.N.A.もこの日ばっかりは喜んでいました。この日の模様はインタビュー等を加えて9月19日、26日のMTV FILEで放送されます。「応援してくれたファンのみんな!どうもありがとう!hideちゃんおめでとう!!!」
by I.N.A. |
hideちゃんおめでとう!! |
NOTE:0001 1998/09/20 |
I.N.A.初プロデュースの内田有紀・ニューシングル「ハートブレイクスナイパー」の発売イベントが行われます。当日はお馴染みケンアユガイが司会進行をつとめてくれるそうですが、当の本人I.N.A.はこの日何をするのかまったく分かっていないのだ、、、。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ |
I.N.A.ちゃん新プロジェクトか!? |
NOTE:0001 1998/08/22 |
hide亡き後3rd album「Ja.Zoo」を完成させたI.N.A.がある女性シンガーのプロデュースをしていた事が発覚した。すでにレコーディングは終了しているそうで、I.N.A.はこのシングルの為に2曲作曲したらしい。 さてその女性シンガーとは誰なのか? これが意外なことに、先日ベネチア国際映画祭・国際批評家週間正式招待作品となった宮本亜門監督の映画「BEAT」の主演女優「内田有紀」であった。 そもそもなぜI.N.A.と内田有紀が結びついたのか?話は今年3月までさかのぼる。デビュー以来初めての長期休暇をとっていた内田有紀が「BEAT」主演を機に9月から活動を再開することになり、同時にCDもリリースすることになった。歌手として今までのイメージを捨て、リニューアルしたかった内田有紀が選らんだのがROCK的なものであった。、、、そしてhideの音楽に出会う。 「最初はhideさんにプロデュースの依頼がきていたんですけど、無理だと断ったら、じゃああのサウンドを作ってるのは誰なの?って話になって、、、INAに話をしてみたらスケジュールが合えばOKという返事をもらいました。」(音楽関係者談)
そして4月のLA「Ja Zoo」のレコーディング中hideとI.N.A.の間でこんな会話がされていたと言う。 ってな感じでI.N.A.が内田有紀のプロデュースをすることになったのだ!! 肝心のサウンドの方だが、PINK SPIDERである意味完成されたPSYBORG ROCK(DIGI ROCKをさらに進化させた21世紀の音楽)をベースに、I.N.A.の天才的プログラミングによる機関車ビートが駆け抜けるPOPな作品に仕上がっている。カップリングも含め、コアな部分と歌謡曲的な要素がうまく融合されている。「hideの右腕」と言われたI.N.A.の中にhideのSOULが生きている事を痛感できる一枚である。詞は「EYES LOVE YOU」でもおなじみの 森雪之丞氏が担当。いままでの内田有紀のイメージを一新する内容になっている。 「もともと洋楽であるROCKと僕らが子どもの頃から聞いていた邦楽の良い部分を融合しようというこころみは僕とhideちゃんがやってきた事のひとつなのでこれからも続けていきたいと思ってるんですよ。hideちゃんからもらった音楽的センスを世の中に残していくことで彼に対して恩返しもできるしね。」(I.N.A.談) 9月23日の発売日には都内レコード店で内田有紀とI.N.A.のトークライブも予定されているそうである。また事情通によるとこのCDのレコーディングにはSPREAD BEAVERの一部のメンバーも参加しているらしい。くわしくは、後日発表されることでしょう。
by マロンB(←って自分で書いてたんかい!!) |
I.N.A.ちゃん事故る!! |
NOTE:0001 1998/08/18 |
8月18日、この日音楽誌「キーボードスペシャル」のマニュピレーター対談の取材を終え、愛車ポルシェ928で帰路についたI.N.A.ちゃんに災難はふりかかった。場所は青山通りと表参道が交わる交差点付近。渋滞中のI.N.A.ちゃん号後方に突然進路変更をした車がつっこんできたのだ!!
普段は優しいI.N.A.ちゃんもこの日ばかりはキレた! 事故の手続きを終え帰りぎわにI.N.A.ちゃんは青年に「じゃあ気をつけて帰ってね」と優しい一言を残し去っていった。しかしI.N.A.ちゃんは心の中でさけんでいた。(ちくしょー明日から今年初めての連休だってのにどこにも行けねえじゃねーかよ!)そして8月末、I.N.A.ちゃんは一日中家でゴロゴロしている。
by マロンB |