I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その1
NOTE:0004 1999/08/19
1999.7.22.(日本時間)
avex groupの夏祭り『cutt your edge 1999』というライブイベントにzilchが参加する事になった。当然I.N.A.も参加する訳だが、詳しい内容をまだ聞いていないのだ。RAYとはメールでやりとりをしていたが、ライブのリハーサルの為に渡米する今日になっても依然として頭上には『?』マークがチラついております。とりあえず、行きゃぁなんとかなるだろうと最新武器(バージョンアップした僕のMAC)を持って松本fat-free裕士と共にロスアンジェルスへ旅立つことに。。。機内サービスのワインをしこたま呑んで、まわりの客の迷惑かえりみず大酔っ払い状 態でのフライトは快適でした。(スチュワーデスのみなさん、すんませんでした。反省。)

1999.7.22.(米国時間)
『頭、、、痛てぇええ。。。割れるぅ~~~~』などと言いつつ、はれて米国入国。ホテルに着くと、どうやらリハーサルを演ってるらしいという事情通からの情報が。本当にやってるのだろうか?と思いつつも、さっそく機材を車に積み込みスタジオへGO!!。スタジオへ向かう途中、窓の外に広がる約1年ぶりにみたカリフォルニアの街は、まったくと言っていいほど変わってなく、とっても無感動なI.N.A.でした。だが、スタジオ駐車場に着いてみてみてビックリ!!!。爆音で聞こえてくるこの曲は、まぎれもないzilchのInside the pervert moundではないかぁ~~~!!!。zilchのみなさん、ちゃんとリハーサルやってたのね。感動!。この日はI.N.A.機材をセッティングした後、DRUMSのJOEY CASTILLOにシンバルなんぞを借りて軽く参加してみました。夜は当然ストリップへ。、、、じゃなきゃ始まんないでしょ。やっぱねぇ。
1999.7.23.AM(米国時間)
目がさめて時計を見るとまだ朝の6時だった。完全な時差ボケですな、これは。とりあえずシャワーを浴びてみるが、まだ7時。更に暇をつぶして、9時になったのでfat-freeに電話して朝食をとりに行くことにした。...が、街に出てもお目当ての店、やってないんですよ。LAに住んでた頃はこんな時間に外出する事などなかったので、LAの街が何時から動き出すのかなんて知らなかったのだ。ホテルの近所を歩き回って、余計に腹が減ってくる。どこの店でもイイやって感じで、懐かしのビバリーセンター内「囚人給食システム」の店に行った。!!!すげぇ大盛り!!!。しかし、全部平らげてしまいました。ゴチソウサマデシタ。zilchライブの為に毎日走ったダイエットの日々が無駄になってしまう日は近い。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その2
NOTE:0004 1999/08/19
1999.7.23.PM(米国時間)
「hello!...hi....hello!....おはよう...」
「おっ...おはよう??」
そうです。この日、休暇でLAに遊びに来てるLUNA SEA『J』がスタジオにやってきたのです。来たなら弾けってなもんで、弾いたなら出ろってなもんで『J』のライブ参加が決定しましたチャンチャン。

1999.7.24.(米国時間)
全日、リハーサル(音、でけぇ...。特にDRUM。)

1999.7.25.(米国時間)
全日、真面目にリハーサル(音、でけぇ...。特にDRUM。耳痛てぇ...。)

1999.7.26.(米国時間)
全日、今日も真面目にリハーサル(音、でけぇ...。特にDRUM。今日は耳栓しようっと。)

1999.7.27.(米国時間)
全日、今日もはりきって真面目にリハーサル(音、でけぇ...。特にDRUM。...オチ無し。)

1999.7.28.(米国時間)
今日は休みです。なので、メルローズ(原宿みたいな所)にライブ用衣装を買いに一滴マシタ。hideちゃんとよくいった店(自由が丘みたいな所)で昼食をとり、その後ネクロマンス等行きつつ、ひさびさに靴やらシャツやらパンツやら、買いまくりやがりました。夕方、ホテルに戻ってスーツケースに詰めてみると入らない!!!。どうしよう...。

1999.7.29.(米国時間)
I.N.A.エディット作業も一段落したので、帰国日を変更する事に。8.1.のzeppet store/赤坂ブリッツライブを観る為に、予定より早い7.31.に出発が決定。夜には機材を片付けてLAでのI.N.A.作業終了。後は日本に帰ってからだぁ~~~っ!!。(...その日本での作業が大変だって事に気がついてない呑気なI.N.A.でした。)

1999.7.30.(米国時間)
みんなは本日もリハーサルですが、I.N.A.はサボってhideの足跡めぐりをしてきました。hideお気に入りのイタ飯屋でhideお気に入りのパスタ&ピザを喰った後、ビデオ片手にhideちゃんの住んでたアパートの回りを撮りまくりました。残念ながら路上ダンサーはいなかった。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その3
NOTE:0004 1999/08/19
1999.7.31.(米国時間)
帰国日です。帰りの便では、スチュワーデスのみなさんや他のお客さんに迷惑がかからないように静かにしてました。少し、大人になった気がしました。

1999.8.1.(日本時間)
成田に到着後、そのまま赤坂ブリッツへ。当然zeppetのライブを観る為に。最初からは観れなかったが、また一段とデカくなったzeppet storeを感じる事ができて、おじさまはとっても嬉しかったのです。時差ボケ&疲労のせいか、終演後の楽屋打ち上げではビール1缶でひっくり返ってしまったさぁ。さっさと帰って寝やがれって感じっスか?。

1999.8.3.(日本時間)
働くパソコンロッカーおじさんI.N.A.は時差ボケにもめげず、さっそくスタジオに入るのでした。zilch全体リハーサルの為の曲データはある程度完成していたが、自分が演奏する音データやオープニングで使うSE等にはまったく手をつけてなかったのだ。なぜなら、ライブ用I.N.A.機材はLAに持っていってなかったから。。。(決して、忘れてたわけではありません。本当に。)しかァ~~~~も、この日は機材のセッティング等で1日まるつぶれ。明後日から全体リハーサルなのに...。あと1日でどうすりゃイイんだ、稲田君ピンチ!!。

1999.8.4.(日本時間)
今日はウルトラA-sideモードのI.N.A.。スタッフの人達にスタジオから出てもらい、独りで作業に集中する。...が、スタジオの都合でPM9:30には作業終了しないといけないらしい。...って、絶対時間が足りないよ。明日からの早出残業、決定だな。

1999.8.5.(日本時間)
遂にzilchが全員集合した。...という事でメンバー紹介です。

VOCAL & GTR・・・hide
VOCAL & GTR・・・RAY MCVEIGH
BASS・・・PAUL RAVEN
DRUMS・・・JOEY CASTILLO
PROGRAMMING・・・俺
GTR・・・DAVE
DJ・・・DJ SWAMP
MC・・・SHABBA D

しかし、こいつらタフだよ。すげぇ、長い時間リハーサルやるの。hide with Spread Beaverのリハーサルも長かったけど、それ以上に...。しかも来日した昨晩、朝まで呑んでたっていうじゃん。やっぱ、肉喰わないとダメだね。肉。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その4
NOTE:0004 1999/08/19
1999.8.5~9.(日本時間)
いやぁ~5日間日本でリハーサルしたけど、感動しました。私は...。アメリカンスタイルっていうか世界スタイルっていうか。根本的にリハーサルのやり方が違うんだよね。日本スタイルとは。ミュージシャンはもちろんだが、特にスタッフの人達が自分達のやってる仕事にものすごくプライドを持っていて、(日本人がそうでないと言ってるんじゃないのですが...。)MUSIC IS MY LIFEと自信をもって言い切ってしまうとこがスゴイ。俺達がいるからお前らも演奏できんだぜってな意識がバシバシと伝わってくる。それだけに、みんなの中に全員で良いモノを創ろう!!というチーム意識がものすごく芽生えてくる。日本の「表舞台にたつ人と裏方」的な考え方では決してできない結束力が生まれるのだ。クリエイターってのはこうありたいものだね。そして、今回のPAエンジニア・LEEさん(MINISTRYのエンジニアをやってる人)は俺にこう言った。『俺はスタジオも持ってるし、今後仕事をしなくても生活に困ることはない。ただ、hideの音楽、zilchの音楽に惚れたから日本に来た。だから、良いモノを創ろう。』俺はもう震えたね。こうゆう最高な奴らに会わせてくれたhideに感謝。がんばりマッシ!!!。
...なんてイイ事書いたけど、普段はただのアホ集団。リハ中踊りまくったり、「電動なしCUCUMBER」を振り回して遊んだり、あれを説明する表現力を僕は持ってません。あえて言うなら「世界動物園」かな?。
1999.8.10.(日本時間)
福岡にやってまいりました。I.N.A.はリハーサル中、不良外国人の声量に対抗してセルフディストーションボイスコーラスを張り切りすぎたせいか、声がガラガラ...。しゃべるのも辛くなってきやした。しかし、酒も煙草もやめないのだ。まぁ、なんとかなるだろうってね。宴の場で同じイベントに出演するKYOちゃんに「声、枯れた時どうしたらいいの?」って聞いたら「良く寝る事。もし、寝れなかったら良く寝たと思い込む事。」とのこと。さすが、ヴォーカル歴長いと言うこと違うねぇと感心いたしました。宴の二次会はオブリと呑みにいきました。ちなみにRAVENは飲み屋の外でD.I.E.ちゃんにイタ電してました。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その5
NOTE:0004 1999/08/22
1999.8.11.(日本時間) Zepp Fukuoka
今日は記念すべきzilchの初ライブ。hide with Spread Beaverの初ライブとはまた違った緊張感がある。だがプレッシャーは無い。とにかく俺は、zilchというバンドが生きている事を観に来てくれる人達に伝えたかったのだ。

AM11:30楽屋に到着、”大将”松本君の写真があったので「やるぞぉ!!」と軽く気合いを入れてみた(心の中で)。ステージに上がると既にzilchの楽器がセットされていた。思えば人前で演奏するのは去年の『hide C-AID』以来だ。ここまできたら後は演るだけ。...と、更に気合いを入れるI.N.A.でした。リハーサルが終わると、本番まで時間がかなり開くのでホテル(宿泊ホテルは会場の隣なのだ。)にもどるグループと市内観光に行くグループにわかれました。私はホテルに帰ったものの、やること無くてすぐ会場に戻り、早めにメイクしてしまう事にしました。今回のI.N.A.はhide with Spread Beaverのイメージを捨てて「外タレ(笑)」になる為に髭なんぞをはやしてみたのだ。やっぱねぇ、あんだけの強面の中に入ると私なんか子供ですよ。子供。 ...なのでドレッドを立たせてみたりしてワイルドI.N.A.の誕生!!!!。
さて、ここでセットリストを紹介しておきます。
1/INSIDE THE PERVERT MOUND
2/WHAT'S UP MR.JONES?
3/SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
4/HEY MAN SO LONG
5/FUCTRACK#6
6/EASY JESUS
7/PSYCHE
EN1/DOUBT
EN2/ELECTRIC CUCUMBER
(DOUBT&ELECTRIC CUCUMBERにはSchaftの今井氏と藤井氏がギターで参加してくれます。彼等は福岡、大阪、東京の3ケ所にゲスト出演してくれるのです。アリガトウ!!。)

PM7:30オープニングのSEが流れると会場はイヤでも盛り上がってくる。JOEYがスネアドラムを1発叩くと、その凄まじいパワーと音量にオーディエンスは揃って肩をすくめた。これがzilchだ!思い知れ!...戦闘開始!!!。

「今日の反省点」
zilch内で唯一日本語が喋れるI.N.A.はメンバー紹介をやらされてるんですが、自分の紹介をするのを忘れてしまいました。明日は忘れないようにしよう。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その6
NOTE:0004 1999/08/22
1999.8.12.(日本時間) Zepp Osaka
福岡でのライブを終え、早朝新幹線で大阪に入りました。さて、cye1999は多い時で5バンド出演するので各バンドの楽屋がとっても狭いのです。しかも、不良外国人軍団はSHABBA-D以外煙草を吸わないので、zilchの楽屋は完全禁煙!!。同じくオブリの楽屋も禁煙なのでI.N.A.やKAZ等愛煙家のみなさんは寂しく楽屋前廊下で「うんこ座り喫煙」をするのでした。やっぱ、本物の「外タレ(笑)」になるには煙草やめなきゃだな。リハ後の空き時間は昨日同様、「ホテル帰る組」と 「会場居残り組」に分かれました。この日はとても天気が良かったのでSHABBA-Dやヘアーメイクの宮城くんは会場裏手の駐車場で日焼けなんぞをしておりました。夕方になり少し涼しくなってきたので、I.N.A.も外に出てみるとそこには見事な夕焼け空が...。しばらく眺めているとオレンジ色だった雲が桜色に変わってきた。(あっ、hideだ...。)すると、不思議なことにI.N.A.は魂から身体中にエネルギーみたいなモノが広がっていく感覚を覚えたのだった。今日はなんだか奇跡が起こりそうな予感。勇気が湧いてきた。...マジで。

開演30分前にユンケルを飲み戦闘準備OK。zilchの楽屋ではHIP-HOPを爆音量で流して気分を高揚させていく。朝からハイテンションのRAVENがさらにハイになる。地球に初めてサイヤ人が来た時のような感じだ!!(ドラゴンボール参照)。踊ってる奴もいりゃ呑んでる奴もいる。こんな中にいたら、もう踊るっきゃないでしょ。そんなこんなしてるうちにオープニングSEが流れ始め、そのまんまステージへ上がるとすんげぇ熱気(お客さん)!!!。I.N.A.は興奮しつつハードディスクレコーダーのPLAYボタンを押すのだった...。3曲目、サンプリングパーカッションを叩きながらモニタースピーカーに貼っておいたhideの写真に目をやると、大将ってば笑っていやがるよ。「なんでもイイからヤッチャッテ(笑)!!」って言ってる気がした。こんな楽しい ライブ、もう笑うしかないよね。押忍!ヤッチャイマッセ!!。この日のライブは俺的には去年のhide with Spread Beaver横浜アリーナライブの時と同じくらいの感動と充実感があったのだ。いやぁ、最高でした。ライブが終わって楽屋に戻ってみんなで「乾杯 to hide」をしました。数分後盛り上がりまくってる楽屋からI.N.A.は離脱。独りで外に出たら何故だか涙が溢れ出た。hide!こんちくしょう!このやろう!確かにバトンは受け取ったぜ!。安心しまくりやがれ!!

宴の場でRAYに「去年のhide with Spread Beaverツアーの時、hideはいっしょに歌ってギター弾いてたんだけど、今日のzilch、奴は観てたんだよ!ただただ観てたんだよ。笑いながら...。そう感じたんだよね(ナマクラ英語)。」って言ったら「そうそう!俺も感じた。観てたんだよ!hideは。(本場英語)。」だってさ。更に後日RAVENに同じ事伝えたらRAYと同じ答えが帰ってきた。みんなもそう感じた???。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その7
NOTE:0004 1999/08/22
1999.8.13.(日本時間)
くそ~~~っ!!時間がなくて新大阪駅のホームで「うどん」食えなかった!!!。そんならと思って弁当買いにいったら...ない~~~っ「うなぎ弁当」!!!!。しょうがないので「トリ丼」でがまんした。RAYが隣で弁当買ってたので『早く!早く!電車、出ちゃうよ!!!(ニセ英語)。』って焦らしたら、おつりも貰わず新幹線に乗り込んだ。おつりは俺がいただいといた。フフフッ。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その8
NOTE:0004 1999/08/22
1999.8.14.(日本時間) Zepp Tokyo
今日は東京ということもありゲストミュージシャン「Schaft今井氏&藤井氏」の他に「J」が参加してくれるのだ。更にダンサーも2人はいって、いったいステージに何人いるんだぁ状態の日です。本番前のバックステージもB-Tの人達やらhide with SBの人達やらheathやら俺のオカンやら...で、すんごいことになってます。

昨日、一日休みだったので(正確にはD.I.E.のマスタリングに一滴たので休みではなかった。)ガラガラ声だったI.N.A.の咽も調子よくなってきてます。しかし、ガラガラ声で楽に発声する方法をあみ出してたので、逆に咽の調子が良いと大きい声で歌えないというわけのわからん状態になってしまった。...ので、リハーサルでもう一度ガラガラ声に戻すべくメガはりきってコーラスをする僕。何やってんだろ。。。リハーサルが終わると楽屋にぶっ壊し用シンセサイザーが届いていた。約10年前に一世を風靡したデジタルシンセ『DX-7II』だ。俺がプロになった頃、必ずといっていいほどレコーディングで使っていたシンセだが、そんな想い出なんか知ったコッチャねぇ。さっそくスタッフにステージへ運ばせるのだった。こんなに機材を大切に扱わないマニピュ レータも珍しい。日本シンセサイザープログラマー協会(...会員です。一応。)のお叱りを受けないように注意しよう。

今回の業務報告では最高だった大阪を凌ぐ超最高なライブになったZepp Tokyo本番の内容を紹介しマッセ。オープニングSEが会場に流れはじめるとダンサー2人が艶かしくステージ中央へ。メンバー達は真っ暗なステージ上、各々の国旗が掲げられた戦場に次々とスタンバイしていく。DJ SWAMPのレーザービーム付メガネがステージを怪しく照らす中、SEがシークエンスシンセに変わり「INSIDE THE PERVERT~」が始まった。2曲目の「~MR.JONES?」が終わるとRAYが日本語でMCをした。『今夜、誰かがいないと感じているだろう?。だけど、ダイジョウブ。”大将”松本、いつも我々といっしょにいる。』そして、ステージ中央DRUMの後ろに吊るされたマザーシップを指差す。『彼のため、、、騒いでくれ!!。』大歓声の中「SPACE MONKEY~」が始まると、レ スラーマスクを被ったPUNKSが登場し(たぶん、J。まだ、いちおう謎...。)BASSを弾きまくった。曲中I.N.A.がコンピュータのモニターをステージにぶん投げると、コロ..コロ...コロ..コロ...。ぶっ壊れる筈が「ごきげんよう」のサイコロみたいに転がっていってしまった。そして、DAVEのギターエフェクターの上で止まる。DAVEゴメン!。音が出なくなったのは俺のせいです。。。RAYもギターをぶっ壊し「SPACE MONKEY~」終了。レスラーマスク君サンキュー!。D.M.N.H.!!!。その後もライブは盛り上がり続け、SHABBA-DのRAPを挟みつつ曲は「EASY JESUS」へ。ラストの「PSYCHE」では客もメンバーも最高潮に達した。俺はzilchというバンドが生きてい る事をみんなに伝えられたと実感した。そして、俺らの唄をマザーシップのhideに届けられた事も実感した。でも、俺様ってば最後がカッコワルカッタ。ステージから出ていく時、すッ転びそうになってしまったのだ。だって、床が水でビショビショなんだもん。(ちなみに、その水を撒いたのも俺だったのだが...。)

アンコールです。曲の前にI.N.A.によるメンバー紹介が行われた。『今、この東京上空にマザーシップが来てます。そこからの参加、ヴォーカル&ギター...hide!!!。』すご~~い。大歓声!!!。アオってみると更に大・大・大歓声!!!。次々とメンバー紹介をしながら各メンバーの写真をインスタントカメラにおさめていくと、RAYの奴ったらそのカメラを俺から奪って客席に投げちまいやがった。老後の楽しみだったのに...。拾った人ラッキーだったね!。お馴染みのゲストミュージシャン「Schaft今井氏&藤井氏」をステージに呼び込みアンコール1曲目は「DOUBT」だ。しかし、何回演ってもこの曲は燃えるよなぁ。客も俺らも。そしてラストのラストは「ELECTRIC CUCUMBER」。...の前に先ほどのレスラーマスク君の登場だ。なんと、マスクをとると「J」ではないかぁぁああ!!!。マイクを持った彼は客をあおりまくる。『今日は何の日だぁ!!???。avex祭り???。FUCK!!!!。今日はzilchの日だぁ!!!。』なんと も頼もしいお方ですなぁ。彼は。。。I.N.A.の『マザーシップからいらっしゃいました、松本秀人とzilchのみなさんで~~~す。ハリキッテど~~~ぞぉ~~~!!!』の合図で曲が始まると、オブリのKAZまで出て来やがった。(オイオイ、今日は出ないって言ってたじゃん。)曲中、I.N.A.がシンセをぶん投げると示し合わせたかのごとくメンバー各々、楽器をぶっ壊しはじめた。もう、「親のカタキ」かってぐらいのイキオイで。そっからはメチャクチャ。...覚えてません。とにかく、とても楽しかったです。ライブに来てくれた奴らに最高のアリガトウを送るよ!!。
「おまけ」
D.I.E.ちゃんのHP(http://live.co.jp/die/)内「D.I.E.王のお言葉」なるコンテンツにこの日の打ち上げのお話が載ってマス。

I.N.A.業務報告『cutt your edge 1999』 その9
NOTE:0004 1999/08/22
1999.8.15.(日本時間)
今日は携帯切って寝てました。バンド内の電話魔からのお誘いが恐いので。。。RAYとJはhideの実家に行ったらしい。

1999.8.16.(日本時間)
遂にcye1999最後の地、札幌に来てしまった。4ケ所だけのライブツアーじゃ遊び足りねぇなぁ。もっと演りてぇなぁ。夜は去年hide with SBツアーの時にお世話になった和食屋さんに行きました。いやぁ、旨かった。ウニ&イクラ丼、ホッケ、塩辛、何を食ッても旨い。女将さん、ごちそう さまでした。明日ライブ来て下さいね。

1999.8.17.(日本時間)Zepp Sapporo
ゴメンね。D.I.E.ちゃん。東京での打ち上げの時、酔ったイキオイで札幌のゲスト頼むぜぃ、なんて言ったら本当に来てくれました。感謝してます。ホテルロビーで会うとD.I.E.ちゃんったらめちゃ眠そう。いつもだったら、寝るくらいの時間に東京を出たそうなのです。(...って、アンタいつも何時に寝てんの?。)zilchのREMIX、いっしょに演ッたんだから1曲でも出て欲しかったんだよね。俺的には。。。忙しいのにありがとう。2人でバンに乗り込み徒歩1分の道のりを車で2分かけて(遠回り)会場入りしました。今日で最後かぁ、なんて思いつつ楽屋に到着すると「J」に似た人が。。。私の記憶が正しければ、「J」は確かLUNA SEAの曲作りで東京のスタジオに入ってるハズ。じゃあ、この男は誰なんだ???。...なんつって、「J」に決まってんじゃ ん。俺らメンバーに内緒で来てくれたのさ。ありがとうございます。驚きました。オブリの楽屋を覗くと、またまた見たことある顔が...。「heath」と「DJモンティーヌ」とhideの写真を撮り続けたカメラウーマンの「田中Ka,Zoo子」じゃん!。なんとこの3人、東京のライブを観て感激してくれて札幌までオッカケしに来てくれたのだ。こっちの方も感激したぜぃ。それにしても”大将”松本のまわりにはオットコ前の奴らが多いね。さすが!!

最終日のライブは最初お客さんの反応がよろしく無く、客席中央あたりにいたサングラスをかけた冷めた男にRAVENがステージ上からFUCKを連発。(マジで恐かった。。。)でも、その男ったら自分が言われてんの分かってねぇの(笑)。それでも、ライブ中盤からはかなり盛り上がってきてD.I.E.ちゃんがゲストで参加してくれた「PSYCHE」は感動モノでした。アンコールではJが客をあおりまくり、D.I.E.はダイブしまくり、オブリも出てくるは、宮城(スカッシュ店長)も初ダイブするは、でメチャクチャ状態。誰かがぶっ壊したギターの破片が松本fat-free裕士の頭蓋を直撃。これは、兄貴からのプレゼントか?。そんなこんなで、全4ケ所のzilchライブはめでたく幕を閉じました。そして、明日からは新しいzilchの幕開けだ。

「おまけ」
打ち上げの最後に全員起立してhideに乾杯しました。I.N.A.は酔ってたせいか、立ち上がった瞬間、すッ転びそうになり5Fの窓から落ちそうに。。。まだ、アンタに会うには早すぎる。もうちょっと(50年くらい)待ってなさい。